ソロキャンプの魅力

秋はソロキャンプを始める最高の季節!今年こそソロキャンプを始めよう

 

こんにちは、こんたろです。

 

日が落ちるのが早くなり、

夜は虫の声が響き渡るようになりました。

夜や早朝はもう寒いくらいですね。

 

10月、11月はキャンプシーズンとしては終わり際。

ソロキャンプを始めるのは来年までお預けかな~、なんて思ってる方。

そんなことないですよ!

秋はキャンプの魅力が満載なので、今が始めるチャンスです。

 

秋のソロキャンプは良いことがいっぱいだよ!

 

今回は秋のソロキャンプの魅力と、

必要な道具について解説してみようと思います。

 

秋のソロキャンプの魅力

 

キャンプにも四季折々の魅力がありますが、

秋は特に良いことばかりです。

マイナス面が少なく、初心者にも最適!

ひとつずつ解説します。

 

魅力その1 適度な気温

キャンプシーズンである夏は、

晴れの日は日中30℃を超え、夜でも気温が下がらず

寝苦しいことが多いです。

熱中症のリスクもありますし、

紫外線で疲労感も強く、

食材が傷んで食中毒のリスクも。

 

例えば、有名な「ふもとっぱら」。

富士山のふもと、標高830mの比較的涼しい場所ですが、

快晴だった2020年8月15日の気温がこちら。

出典:「ふもとっぱらから富士山の様子」より

朝から30℃を超えています。

夕方になってようやく気温が下がり始めますが、

外気温で23℃もあると、テント内はまだまだ蒸し暑いと感じます。

 

それに対して秋はどうかというと。

同じく快晴だった2020年10月12日の気温がこちら。

出典:「ふもとっぱらから富士山の様子」より

ほとんどの時間帯で、

過ごしやすい気温である15℃~25℃に収まっています。

日中は日差しも手伝ってぽかぽかですし、

夕方からは冷えて涼しくなるので

焚き火をしても暑くありません。

寝る頃には少し寒くなり、

寝袋に入ると暖かくて気持ち良く眠れます。

 

秋は冷房や暖房が無くても、

着る物や飲み物で体温調整が容易です。

暑くないので日中でも焚き火ができますし

肌寒い分、暖かい食事がとてもおいしいと感じます。

 

魅力その2 害虫が少ない

夏に猛威を振るっていた虫たちも

秋になれば勢いを落とします。

 

もちろん、まったく出ないというわけではありませんが・・・。

 

まず蚊が減ります。

10月半ばくらいの気温だと、

体感的には3割以下に減っています。

長袖を着ることもあり、刺されることはほとんどありません。

 

次にアブ。

ブンブンうるさくて怖いアブですが、

こちらは蚊よりもさらに出現数が減ります。

 

小さなブヨ(ブユ、ブト)は

冬以外は活動しています。

それでも夏ほど活発ではないので、

肌を出さない、虫除けを使うなどの対策で問題ないでしょう。

 

注意なのはスズメバチ。

まだギリギリ活動している時期で、

気が立っている可能性があります。

もし見かけたらゆっくり遠ざかってください。

もう少し寒くなると活動を休止します。

 

虫対策については別の記事にしています。

秋はここまで気を使う必要はありませんが、ぜひご参考に。

https://kontarocamp.com/insect/

 

魅力その3 焚き火タイムが幸せ

ソロキャンプはひとり静かに焚き火と向き合う時間があります。

夏はどうしても夜遅くまではしゃぐ人が多いのですが、

落ち着いた秋の焚き火は、深い癒しを感じる体験です。

 

害虫は減りますが、秋の虫はたくさんいます。

秋の澄んだ星空を素敵に彩る大合唱。

スズムシなどの「虫の鳴き声」が楽しめます。

 

秋の焚き火は虫の声を聴いてリラックスしながら

暖かい火にあたる、という最高の時間になります。

これ以上ないほどの癒しです。

お酒も進みます。

 

夜はぐっと冷えますので、

焚き火の暖かさも身に沁みます。

夏の焚き火も楽しくて良いですが

秋の焚き火は全然別物ですよ。

 

魅力その4 人が少ない

やはりメインシーズンからは外れるので、

夏よりは人が少ない傾向があります。

特にファミリー層は、子供の夏休みが終わっているので

平日や普通の土日を避ける傾向があります。

 

夏は平日でも満員ということが珍しくありませんが

秋なら平日はガラガラ、というキャンプ場もあります。

 

最近はソロキャンプを始める人も増えているので

もし予約可能なら早めにしておいたほうが安心ですけどね。

 

穏やかに過ごせるキャンプは、とても良いものですよ。

 

魅力その5 旬の食材が旨い

秋は旬の食材が豊富!

しめじなどのキノコ類。手が出ないけど松茸。

さつまいも、かぼちゃ、茄子、かぶ、じゃがいも、にんじんなどの根菜を中心とした野菜。

柿、銀杏、栗、ゆず、林檎などの果実。

さんま、いわし、うなぎ、かつお、さけ、さばなどの魚。

いくら、伊勢海老、毛ガニなどの海産物も旬です。

 

キャンプ飯は肉を焼くだけでも充分に美味しいですが、

旬の物で美味しい料理を作ってみるのも、また良いものです。

 


 

いかがでしょうか。

秋は魅力がいっぱいで、とても過ごしやすい時期です。

ソロキャンプ、行きたくなってきましたね!

 

炭火で焼いた秋刀魚を肴に、焚き火を眺めて酒を呑む・・・。それを独り占めする幸せって。

 

気分が盛り上がってきたところで

秋のキャンプに合う道具を紹介します。

 

秋に合うキャンプ道具

秋は過ごしやすい気候ですが、夕方から早朝にかけてかなり冷えます。

夏と違って暖を取るものを用意すると良いです。

 

服装

肌を露出させないようにするのが基本です。

風の冷たさから体温を守ることができます。

数が少ないとはいえ虫もいますし、長袖がおすすめです。

 

昼間の活動中は汗をかくこともあるので、

脱ぎ着しやすい上着があると便利です。

特に夕方以降焚き火を楽しむ場合は

火花に強い綿アノラックが雰囲気もあっておすすめ。

 

靴は蒸れにくいアウトドアシューズがおすすめです。

あまりに通気性が良すぎると冷えますので、ほどほどの物を。

 

帽子も被ると良いですね。

ニットキャップは夜暖かくておすすめです。

 

それと忘れがちな雨具!

秋は急な雨が降ることもよくあります。

両手がフリーになるレインウェアが良いです。

おすすめはワークマン。

ワークマンオンラインストア

 

テントと寝床

テントは特別なものは必要ありません。

パップ、ティピー、ドームなど

あなたが気に入ったものや、現在手持ちのもので良いです。

夏に特化した遮光性の高いものでも問題ありません。

例えば定番のコールマンで大丈夫です。

 

寝袋とマット(またはコット)はあったほうが良いです。

寝袋は夏用の薄いものではなく、余裕をもった暖かいものがおすすめ。

暑かったら足を出したりすればいいけど、

寒いのはどうしようもないですからね。

 

冬であればマミー型がおすすめですが、

秋は封筒型でも大丈夫です。

 

寝袋はこのあたりの化繊・封筒型が安くて良い感じです。1.1kgのほう。

 

もしツーリングキャンプなどでコンパクトさを求めるなら

化繊ではなくダウンを選ぶことになります。

ダウンにするなら、良いものを選んだほうが後悔しないでしょう。

モンベルのマミー型はストレッチが効いて寝心地が良いのでおすすめ。

モンベル|ダウンハガー800#3

#3は冬でも使えるレベルです。

もし冬キャンプする機会が訪れても、これがあればとりあえず大丈夫。

 

ほぼメッシュみたいなテントや、ハンモック、タープのみ、などの場合は

冷たい風が体に当たって寒くなりすぎます。

その場合は寝袋を冬用にしたほうが良いかもしれません。

上で紹介したダウンハガー800#3などですね。

しかしダウンは濡れてしまうと機能が著しく低下するので、

環境によっては化繊が有利です。

 

寝袋があればそれで暖かい、というのは間違いです。

地面から冷気が伝わることがあるので、

それを遮断する必要があります。

 

方法は2つ。

マット(断熱材)を敷くか、空間を空けるか、です。

 

マットはいろんなタイプがありますが、例えば安いものならコレ。

 

空間を空ける方法は、ハンモック泊をするか、コットを使います。

ハンモックの定番はこれ。

 

コットはこのあたりがおすすめ。

足は長くして、できるだけ地面から離れた方が高い効果を得られます。

 

クーラーボックス

夏はとにかく保冷に気を使いますが、

秋はそれほどでもありません。

安いソフトクーラーで充分です。

 

とはいえ、クーラーボックスは夏でも使えるものを

通年使うほうがムダにならないので、

どうせなら狙ってたアレとかこの機会に。

 

出来るだけお金かけたくない場合は、

ダイソーの500円の保冷バッグがおすすめ。

ソロなら丁度のサイズです。

 

燃料、ランタン

寒くなってくると影響が出るのは、LPガスです。

ノーマルのガスの場合、10℃以下になると

ガスの気化が安定しなくなり、

火が弱くなったり点火できなくなったりします。

 

そこで用意したいのは寒冷仕様のパワーガス。

気化しやすいガスの比率を増やしたもので、少し高価になります。

0℃くらいまで安定します。

 

秋にそこまで冷える地域は限られますが

ガスは寒さに弱い、ということは覚えておきましょう。

ガスライターも着火しにくくなるのでマッチが活躍します。

 

万が一の時に備えて、ガス以外の燃料も用意すると安心です。

いくつかありますが、最も簡単な固形燃料をおすすめします。

 

こういうポケットストーブに入れて使います。

 

 

燃料とは違いますが、バッテリーも寒さに弱いです。

スマホやモバイルバッテリー、LEDランタンを外に出しっ放しにすると

いつの間にか残量が無くなっていたりします・・・。

 

ランタンもガスやバッテリー以外のものをひとつは持っておくと安心です。

荷物は増えますけどね。

 

ブランケット、カイロ

寒くなったときのために、

ブランケットやカイロを持っておくと安心です。

眠るときにも使うことがあります。

 

 

けっこう忘れやすいアイテムなので、

必ず家を出る前にチェックしましょう。

 

暖まる飲み物

食事はもちろん暖かいものを食べると思いますが、

体の内側から暖まるのはとても大切です。

 

肉だけではあまり暖まらないので、

スープやシチュー、ホットドリンクなどを用意しましょう。

お湯を沸かせばすぐに飲めるものがおすすめです。

 

 

 

虫は少ないですが、虫除けと虫刺されの薬は持っておくと安心です。

チェアはメッシュのタイプだと少し寒いことがあるので、

ブランケットをうまく活用しましょう。

 

その他、テーブルや焚き火台、調理器具などは夏のキャンプと同様で大丈夫です。

秋に限りませんが箸や調味料など細かいアイテムは忘れがちなので、

出発前にチェックしてくださいね。

 

まとめ

秋にしか味わえない魅力の数々、ぜひ体験してみてください。

風邪ひかないように暖かくして楽しみましょうね。

 

それでは。

 

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