
こんにちは!
こんたろです。
キャンプに限りませんが
日が暮れてからも野外で活動するには
『灯り』が必要です。
物によっては
キャンプの雰囲気を盛り上げてくれたり
癒しにもなったりします。
星空の瞬きを邪魔せず、
ゆらゆら揺れる炎で手元を暖かく照らす。
そんな大切なキャンプの相棒、
『灯り=ランタン』を
使うシーンに合わせて紹介します!
ランタンを使うシーンは、大きくわけて「3つ」だよ。
メインランタン
サイト(※1) 全体を照らすための灯り。広範囲かつ明るいランタン。通常は1つの大型ランタンで役目を果たす。ソロの場合は必要無いという人もいて、あえてメインランタンを使わずにほのかな灯りで雰囲気を楽しむキャンプ、というのも良い。
サブランタン
テント内やテーブル上など局所的に照らす灯り。特に調理中の照明が無いと、肉が焼けたかどうか判別できない。トイレなどに持って行くため携行性の高いものも便利。
雰囲気ランタン
キャンプの雰囲気を盛り上げるための灯り。サブランタンとして使うこともできる。ソロの場合はこのランタンがとても重要で、キャンプの楽しさ、没入感を高めてくれる。
※1:自分がキャンプしているエリア。オートサイトの場合は割り当てられた区画のこと。
メインランタン

Coleman|2500 ノーススター LPガスランタン
キャンプ定番のランタンといえば、コールマン。
その中でも320CP(キャンドルパワー)を誇る
大型ガスランタンです。
- 燃料 ・・・ LPガス(OD缶)
- 明るさ ・・・ 320CP/200W相当/約1,543lm
- 燃焼時間 ・・・ 約4~8時間(470g缶使用時)
- 本体サイズ ・・・ 約φ14.5×26(h)cm
- 重量 ・・・ 約1.3kg
- 機能 ・・・ 点火装置
- 付属品 ・・・ ソフトケース
- 使用グローブ ・・・ Model R000B043J
- ※LPガス別売り
LEDには無い、炎の揺らぎが得られます。
見ていて暖かい感じがしますね。
実際、近寄るととても暖かいです。
ガスランタンはガスを燃やして明るくするので
かなりの熱が発生します。
夏場はちょっと辛いですが
春や秋には暖房も兼ねられますね。
熱と重さがあるので
安全のためにランタンハンガーを
使用すると良いです。
外気温10℃以下では
燃料のガスが気化しにくくなり
光量が安定しないので注意。
ノーススターはコールマンの中でも
操作性・機能性が高いプロダクトです。
明るくて実用的なので
初心者でも扱いやすいランタンです。
点灯中の「コーッ」っていう音が好き。

Coleman|ノーススターチューブマントルランタン
こちらもノーススターですが
燃料にLPガスではなく
ホワイトガソリンを使用します。
- 燃料 ・・・ ホワイトガソリン
- 明るさ ・・・ 360CP/230W相当
- 燃料タンク容量 ・・・ 約940cc
- 燃焼時間 ・・・ 約7~14時間
- 本体サイズ ・・・ 約φ17.3×34.3(h)cm
- 重量 ・・・ 約1.8kg
- 機能 ・・・ 点火装置
- 使用ジェネレータ ・・・ Model 2000-589R
- 使用グローブ ・・・ Model R000B043J
LPガスのタイプよりも
一回り以上大きくなっています。
燃料がホワイトガソリンなので
燃料を入れたりポンピングをする
といった手間が増えます。
その手間が良い、
という人も多いようです。
ノーススターの大きな特徴としては2点。
点火装置がついていること。
チューブマントルを使用していること。
比較的簡単に点火できるのに、
360CPというとんでもない明るさを生み出します。
燃料がガソリンなので
冬でも安定して点灯できます。
ソロで使うにはちょっと大げさですが
光量は絞れますので、
グルキャンと兼ねて持っておくのも良いでしょう。
実物はめっちゃ大きいよ!

Coleman|ワンマントルランタン
https://www.youtube.com/watch?v=rwHrn65t7jE
コールマンのワンマントルランタン、
通称286Aは、ずっと昔から受け継がれる
古き良き時代のランタン。
- 燃料 ・・・ ホワイトガソリン
- 明るさ ・・・ 200CP/130W相当
- 燃料タンク容量 ・・・ 約590cc
- 燃焼時間 ・・・ 約7.5~15時間
- 本体サイズ ・・・ 約φ16×31(h)cm
- 重量 ・・・ 約1.4kg
- 付属品 ・・・ プラスチックケース
- 使用ジェネレータ ・・・ Model 288-5891
- 使用グローブ ・・・ Model R214C046J
どの世代からも非常に高い人気があり、
今でも昔の形のまま製造されています。
「親から譲り受けたランタンが286Aだった」
というのは、よく聞く話です。
しっかりとメンテナンスをすれば
子どもや孫にまで引き継げるキャンプギア、というのは
他にはなかなか無いのではないでしょうか。
「メンテナンス」と聞くと
ちょっとハードルが高いランタンのように
感じるかもしれませんが
手間をかければかけるほど
愛着を持てるのが「キャンプギア」というもの。
286Aは簡単に分解・組み立てが可能です。
キャンプとキャンプの合間に
分解して清掃したり
傷んだ部品を交換したり
緩んだバルブステムの増し締めをしたり
メンテナンスと言っても、その程度のことです。
公式動画も出ていますので
迷うことは無いでしょう。
底面には製造年月が刻印されていて
それも愛着を持ちやすい理由のひとつです。
「ランタンを育てていく」みたいな感じ、イイよね。

LUMENA|ルーメナー2
ランタンというより、もはや照明レベル。
USB充電式LEDの超高機能ランタンです。
- 明るさ ・・・ 100~1,500lm(ルーメン)
- 色温度 ・・・ 5,700K(昼光色)/4,500K(昼白色)/3,000K(電球色)
- バッテリー容量 ・・・ 10,000mAh
- 充電可能回数 ・・・ 500回以上
- 点灯時間 ・・・ 約8時間(High)/約100時間(Low)
- 充電時間 ・・・ 約5時間(5V2A充電アダプターの場合)
- 防水防塵 ・・・ IP67
- 本体サイズ ・・・ 約129×75×22.7mm
- 重量 ・・・ 約280g
- 付属品 ・・・ 専用ポーチ、充電ケーブル、磁石フック
LEDランタンは火を使いません。
バッテリーに充電した電気のエネルギーによって
LEDを発光させます。
ルーメナー2はとにかく良く出来ていて、
仕様は上にまとめた通りですが
どれもが非常に高い水準にあります。
例えば保護等級。
キャンプでは濡れたり砂がついたりする可能性があるため
防水防塵性能はとても重要です。
ルーメナー2の保護等級はIP67となっており、意味は
- 防塵6級(粉塵が内部に侵入しない)
- 防水7級(一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸けても有害な影響がない)
というもの。
キャンプでの運用に全く問題ないレベルです。
仕様に書いていない内容では、
モバイルバッテリーとしての運用が可能です。
10,000mAhという大容量なので
スマホの充電も複数回可能。
また、本体にネジ穴が付いているので
三脚に取り付けることもできます。
あまりキャンプに三脚は馴染みがないかもしれませんが、
ランタンの位置を自由に変えられるのはとても便利です。
LEDランタンの特徴である
軽量コンパクトという長所はそのままに、
広範囲を長時間明るく照らす性能と
アウトドア環境に耐える保護等級、
使い勝手の良い取り回し。
価格はLEDランタンにしては少し高めですが
パフォーマンスとしては最高レベルです。
LEDは実用性に全振りしていますので
コスパ重視な方に特におすすめです。
あと、火を使わないので
テント内や室内でも使えるのがポイント。
日常的に部屋で使う、ということも可能です。
MAXだと明るすぎ!笑 光量落として使ってるよ。

Naturehike|3in1キャンピングランタン
正方形のUSB充電式LEDランタン。
元祖はルーメナー7というランタンですが、
より安価なこちらを紹介します。
- 明るさ ・・・ 最大1,300lm
- 色温度 ・・・ 5,900K(白色光)/4,300K(自然光)/2,900K(暖かい光)
- バッテリー容量 ・・・ 9,000mAh
- 点灯時間 ・・・ 約7~9時間(明るさ最大時)/約150~180時間(明るさ最低時)
- 充電時間 ・・・ 約5~6時間
- 本体サイズ ・・・ 約86×86×26mm
- 重量 ・・・ 約235g
- 付属品 ・・・ カラビナ/ケーブル/三脚/収納ボックス
ルーメナー2の半分くらいのコンパクトサイズ。
ですが明るさは1,300lmもあります。
ソロキャンプなら充分な範囲を照らしてくれます。
この性能にしてはとても安価で素晴らしいですが
保護等級の表記が無いのは残念ポイント。
一応、保護キャップはありますので
防滴性能が少しあるかな、くらいの感じです。
ミニ三脚が付属するので
卓上サブランタンとしても使えます。
この三脚が意外と
他のランタンとの差別化になっていたりします。
コンパクトで明るく長時間点灯可能、
吊り下げ可、卓置き可と
使うシーンを選ばないので
どんなキャンプでも活躍するランタンです。
メインもサブもいける万能選手。

他にも
おすすめ度はちょっと下がるけど
使う場面によっては良いものを
まとめて紹介します。
GENTOS|エクスプローラー
ホヤを外して吊り下げるとメインランタンとして使えます。
残念ポイントは乾電池式ということ。
電池を買うことさえ忘れなければ
とても良いランタンです。
CAPTAIN STAG|テラパワーガスランタン
LPガス燃料のランタン。
上下にリフレクターがあり、明るさはノーススターと同等。
立派なケースも付属します。
Amazonのレビューも概ね高評価。
なのに、動画やブログでの情報がほとんどありません。
数少ない情報源を見る限り、物は良さそうだけど・・・。
おすすめしようにもデータが無いのでこちらで紹介。
Petromax|HK500
出回っている数が少ないので
高額なのにいつも品切れな逸品。
芸術品のような外観でとても人気があります。
非常に繊細にできており、ちょっとしたパーツの劣化で
点灯しなくなったり燃え上がったりと
安定さには欠けます。
上級者向けのランタンです。
SOTO|虫の寄りにくいランタン
燃料にCB缶を使うランタン。
虫が寄りにくい工夫は2点あり、
ひとつはオレンジ色のフィルムで紫外線カット。
もうひとつはリフレクターで背面への光そのものをカット。
少しでも虫を近づけたくない人にはおすすめです。
使い勝手がそれほど良くないのと、
デザインがいかにもSOTOらしいのが
マイナスといえばマイナス。
snow peak|ギガパワーBFランタン
スノーピークの製品はこだわりが強く、
その分価格も高い傾向があります。
独特な雰囲気があるので
好きな人は全てのキャンプギアをスノーピークで揃える場合も。
ギガパワーBFランタンも人気が高く、
常に品切れ状態が続いています。
一応転売されているので入手可能ですが
かなり高額なのでちょっと・・・。
正規の金額で買えるならおすすめ。
サブランタン

Goal Zero|LIGHTHOUSE micro FLASH
USB充電式LEDの超軽量小型ランタン。
- 明るさ ・・・ 最大150lm 無段階調整
- 色温度 ・・・ 暖色光
- 点灯時間 ・・・ 約7時間(明るさ最大時)/約170時間(明るさ最低時)
- 本体サイズ ・・・ 約38×38×89mm
- 防水 ・・・ IPX6
- 重量 ・・・ 約72.6g
まず最初に。
このランタン、Amazonでは価格が高騰しています。
人気の高さ故に・・・ということですが
本来の価格は3~4千円ほど。
それでもこれだけ軽量コンパクトで
明るくて使いやすいランタンは
そうそう出ていませんので
おすすめとして紹介します。
ライトハウスはいろんな種類が出ていますが
おすすめは今回紹介するマイクロフラッシュ。
懐中電灯モードと全体が光るランタンモードがあります。
ランタンモードにしたときに
かなり広範囲かつランタンの下方向にも光が届くので
150lmという数字よりも明るく感じます。
これだけの軽量小型なので
懐中電灯モードで持ち歩く際、
子どもでも軽く持つことができます。
荷物の邪魔にならないので
ちょっとポケットに入れておけば
暗くて困るということがなくなります。
光が暖色寄りというのも良いポイント。
キャンプの没入感を邪魔せず、
意外と他のキャンプギアにも馴染んでくれます。
価格についてですが
ホームセンターなどで3,000円ほどで
売られていたという情報がありました。
商品リンクを貼っておいてなんですが
安く買えるなら当然安いほうを選ぶべきなので
まずは身近で探してみてくださいね。
物はとても良いけど、ね。

PRIMUS|2245ランタン
ガス燃料を使用するマントルランタンです。
- 燃料 ・・・ LPガス(OD缶)
- 明るさ ・・・ 約370ルクス
- 燃焼時間 ・・・ 約8時間(250g缶使用時)
- 本体サイズ ・・・ 約8.3×8.3×12.7cm
- 重量 ・・・ 約200g
- 付属品 ・・・ プラスチックハードケース
- ※LPガスは別売り
点火装置付きのマントルランタン。
ホヤにスリガラスを使用しており、
優しい光が特徴です。
明るさという点では少し物足りないため
メインよりもサブとして使うほうが良いでしょう。
2245は60年ほど前から
マイナーチェンジを行いつつ
製造されているようです。
ガスランタンとしてはコンパクトですし
かわいらしいホヤの形状も相まって
密かな人気を維持してきたランタンです。
見てると笑顔になっちゃうフォルム。かわいい。

snow peak|ギガパワーランタン 天 オート
ガス燃料を使用する小型マントルランタンです。
- 燃料 ・・・ LPガス(OD缶)
- 明るさ ・・・ 約80W相当
- 本体サイズ ・・・ 約φ59×95mm
- 重量 ・・・ 約125g
- 付属品 ・・・ プラスチックハードケース
- ※LPガスは別売り
点火装置付きのマントルランタン。
プリムス2245はかわいらしい感じでしたが、
スノーピーク天は洗練されたイメージです。
非常に軽量コンパクトで、
そのサイズに見合わないほど明るいですが
吊るすことができない点だけはマイナス。
プリムスとは違った意味でサブ向けです。
こじんまりしたソロキャンプであれば
メインランタンとしても使えるかもしれません。
この製品も品切れが多く、
もし実店舗で見つけたらラッキーですね。
Amazonでは価格が上がっていますが
どこまで許容するか悩みどころです。
小さいのにかっこいい・・・!

BRISIE|LEDランタン リモコン付

Amazonでよく見る小型LEDランタンですが
リモコンが付いているのとメモリ機能が特色。
- 明るさ ・・・ 最大280ルーメン
- 色温度 ・・・ 電球色/白色/昼光色
- バッテリー容量 ・・・ 5,200mAh
- 重量 ・・・ 約186g
- 機能 ・・・ 電波式リモコン、メモリー点灯、モバイルバッテリー、磁石内蔵、無段階調光、独立SOSモード、バッテリーインジケーター
他のものより少し価格は高めですが
その分機能は充実しています。
リモコン機能が付いているのが良いですね。
離れたところ(15m以内)から操作できるので
とても快適になります。
このタイプのランタンに共通していますが
フックで吊り下げ可能、そのまま卓置き可能、
マグネットで金属部に設置可能、
小さいので手に持っても良しと
取り回しが非常に優れています。
無段階調光とメモリー機能も
相性が良いですね。
あらかじめ好きな明るさに決めておいて
ON/OFFだけで切り替えられます。
何回もカチカチとボタンを押す必要はありません。
バッテリーの容量も大きいので
一晩くらいは充分に活躍できます。
このタイプは本当に使いやすい!

もう少し機能を落としたタイプも
Amazonに販売されていますので
安いものを複数持っておくのもおすすめです。
充電が心配ならモバイルバッテリーも持って行きましょう。
ソーラー充電できるタイプなら更に安心です。
Barebones|フォレストランタンLED
無骨なデザインが特徴のUSB充電式LEDランタンです。
- 明るさ ・・・ 5~200ルーメン
- 点灯時間 ・・・ 4時間(High)/80時間(Low)
- 充電時間 ・・・ 4~6時間
- 防水 ・・・ IPX4
- サイズ ・・・ 約15.2×15.2×24.13cm
雰囲気がとても良いランタンです。
明るさも最大200ルーメンあり、充分にサブランタンとして活躍します。
明るさを最大にすると4時間しかもちませんので
実際にはもう少し落として使う場面が多いでしょう。
光の色は昼白色あたり。
ほんのり暖かみのある色です。
LEDランタンにしては大きくて重いので
何よりも雰囲気を重視する人におすすめです。
LEDランタンにはこれほど雰囲気の良いギアは少ないので
小さなお子さんがいて燃料系のランタンを使えない、など
雰囲気の良いランタンを諦めていたひとには
救世主のようなアイテムですね。
作りがちょっと雑なのも、良い味出してる。

SANEARDE|ヘッドライト

夜釣りや登山などでよく使われるヘッドランプの中から
USB充電式&スマートセンサー搭載タイプをご紹介します。
- 明るさ ・・・ 500ルーメン(スポット)
- 点灯時間 ・・・ 最大約15時間
- 防水 ・・・ IPX5
- サイズ ・・・ 約6.5×4×4cm
- 重量 ・・・ 72g
- 機能 ・・・ スマートセンサー、角度調整
使うと手放せなくなる超便利アイテムです。
頭に装着しておけば、ちょっと手をかざすだけで
ライトが点灯します。
光が邪魔になればもう一度手をかざせば消灯。
調理中など手が汚れているときに
絶大な効果を発揮します。
頭に装着することに抵抗がある場合は
上下逆にして首から下げると良い感じになります。
最大光量だとあまり長時間持ちませんが
欲しいときだけ付ける灯りとしてなら
最高の使いやすさです。
自分以外に使ってるの、まだ見たことない。笑

他にも
CAPTAIN STAG|LEDかがり火
これはちょっと面白いランタン。
まさかのかがり火です。
炎の揺らぎを表現したフレイムモードが楽しいです。
あまり明るくないのでランタンとしては微妙、
あと電池式というのがちょっと残念なポイント。
CAPTAIN STAG|ツインライトLEDランタン
ステンドグラス風のシートは取り外せます。
蓋も光るので分離して2つのランタンにすることが可能。
ちょっと斬新ですね。
ブロンズ風の外観も良いです。
乾電池で動作します。
BALMUDA|BALUMUDA The Lantern
発売直後から注目を浴びたLEDランタンです。
不思議な淡い光ですが、それなりの明るさになります。
バッテリーの持ちが悪いのは残念。
どちらかというと室内で使用するほうが
似合っているランタンです。
GENTOS|EX-144D
電池式のLEDランタン。
小型なのにとても明るく、
ぼんやり広がる光のおかげで眩しくありません。
単4電池4本で
Highモードでも8時間点灯します。
BAREBONES|レイルロードランタンLED
USB充電式LEDランタンです。
戦前の炭鉱ランタンを模したもので、
ホヤに気泡が入っているなどこだわりが強い逸品。
非常に良いランタンなのですが、残念ながら価格高騰中。
定価の4倍近い価格で取引されています。
さすがにもう少し落ち着くのを待ったほうが良いでしょう。
雰囲気ランタン

FEUERHAND|ベイビースペシャル276
灯油またはパラフィンオイルを燃料にするランタンです。
- 燃料 ・・・ 灯油、またはパラフィンオイル
- 明るさ ・・・ 5W相当
- 燃焼時間 ・・・ 約20時間以上
- 本体サイズ ・・・ 約15×26cm
- 重量 ・・・ 約520g
オイルランタンの2大定番のうちのひとつ。
フュアーハンドのベイビースペシャル。
カラー展開が豊富で、特別な色は高価格設定になっています。
ラインナップはこちら。
2020年9月現在、Amazonでは品切れが続いており
新品の入手は難しい状況です。
なので高額で転売されていたりしますが・・・。
実店舗ではストックがあったりするので
まずはアウトドアショップを見てみてくださいね。
ハリケーンランタンと呼ばれる、
風に強い形状のランタンです。
ウィックという紐に燃料を染み込ませて燃やすのですが
火は小さく、発光も弱いです。
ろうそくよりは大きいという程度。
動画を見てもらえばわかりますが
周りを照らすほどの明るさはありません。
雰囲気は抜群ですね。
燃焼時間も非常に長いので
起きている間はずっと点灯させておいても良いくらいです。
供給が追い付いて
定価で買えるようになったらぜひ。
色で悩む~!3色くらい並べておきたい。

Dietz|DIETZ90
フュアーハンドと双璧を成すオイルランタンです。
- 燃料 ・・・ 灯油、またはパラフィンオイル
- 明るさ ・・・ 12カンデラ
- 燃焼時間 ・・・ 約25時間
- 本体サイズ ・・・ 約20.5×34cm
デイツ90は大型のオイルランタンです。
高さ34cmは迫力があります。
カラー展開もあり、特に黒×金が人気のようです。
フュアーハンドよりもおしゃれでアンティーク風な外観なので
芸術品のような趣が好きな人は
デイツを選ぶと良いでしょう。
ハリケーンランタンという形状なので
風には強いとされています。
明るさは芯の大きさに依存しますが
いずれにしても、ろうそくよりは大きいという程度ですので
明るさに期待しすぎないようにしましょう。
今回はデイツ90の紹介ですが、
デイツ78というランタンもあります。
そちらはベイビースペシャル276と同じくらいのサイズなので
その2つを比べてみても面白いですね。
オイルランタンはどれも良くて迷うね。

Coleman|ルミエールランタン
マントル不要のキャンドル風ガスランタン。
- 燃料 ・・・ LPガス(OD缶)
- 燃焼時間 ・・・ 約28~38時間(230g缶使用時)
- 本体サイズ ・・・ 約7.3×6×18.3(h)cm
- 重量 ・・・ 約210g
- 付属品 ・・・ プラスチックケース
- 使用グローブ ・・・ Model 205602
- ※LPガスは別売り
アンティーク感のある、
まるでキャンドルのような炎を楽しめるランタンです。
点火装置はありませんので、
マッチやライターなどで点火する必要があります。
炎の揺らぎを演出するため、
空気の流れがあります。
その分、風にはあまり強くありませんので
強風時は風防などを使用したほうが良さそうです。
某ゆるいキャンプ漫画・アニメでも登場しているので
そこで初めて知った人も少なくないでしょう。
本物もしっかり癒されますのでご安心を(?)
ガス缶の色味が気になる方は
レザーカバーをかけてやると一気に雰囲気が良くなりますよ。
これ眺めてるだけでキャンプ終わる・・・。

snow peak|ノクターン
マントル不要のガスランタンです。
- 燃料 ・・・ LPガス(OD缶)
- 燃焼時間 ・・・ 約35時間(250g缶使用時)
- 本体サイズ ・・・ 約42×40×105(h)mm
- 重量 ・・・ 約102g
- 付属品 ・・・ プラスチックケース
- ※LPガスは別売り
ルミエールと似たコンセプトのランタン。
より小型で洗練されたシャープな形状です。
光量の調整は、ガスの弁ではなく
筒を回して行います。
ここもちょっと普通じゃなくて、逆に良い感じですね。
ルミエールでもちょっと大きいな、
という方はノクターンがおすすめですよ。
サイズ感はノクターンが好き。

UCO|キャンドルランタン
ろうそくが燃料のキャンドルランタンです。
- 燃料 ・・・ キャンドル
- 燃焼時間 ・・・ 約9時間
- 本体サイズ ・・・ 約φ5×10.6cm
- 重量 ・・・ 約250g
- 付属品 ・・・ キャンドル1本
キャンドル風ではなく、キャンドルです。
これと比べると、他のランタンがいかに明るいかがわかります。
とても暗い。
でもそれが良い。
というランタンです。
燃料はキャンドルです。
同じUCOというメーカーから出ているキャンドルが
サイズも合うので間違いありません。
キャンドルランタンは
溶けてこぼれたロウの掃除が必要です。
ちょっと手間がかかりますが
精密マイナスドライバーがあると簡単です。
掃除が嫌だという方は、オイルランプ化するという手もあります。
燃焼時間が短くなるのは残念ですね・・・。
他に、オプションでリフレクターなどもあります。
いろいろ手を加えて遊べます。
キャンドルは癒し。

JD Burford|マイナーズランプ
カンブリアンランプの廉価版。
- 燃料 ・・・ パラフィンオイル
- 燃焼時間 ・・・ 約5時間
- 本体サイズ ・・・ 約φ88×225mm
- 重量 ・・・ 約780g
炭鉱ランタンです。
ラピュタでパズーが持っていた物。
イギリス・ウェールズで製造されたもので、
本物らしさがあります。
明るくはありませんが、
異常なほどの存在感があります。
そこだけ中世の雰囲気に。
雰囲気ランタンとしては高価ですが
アンティーク品と思えば安いかもしれません。
真鍮は磨けば元の輝きに戻ります。
わざと緑青を出しても良い味になりますし、
持っているだけで満足度が高いランタンです。
まさにロマン!ずっと磨いていたい。

Garret Wade|フォールディングキャンドルランタン
折り畳みキャンドルランタンです。
- 燃料 ・・・ キャンドル
- 本体サイズ ・・・ 約218×122×111mm
- 重量 ・・・ 約508g
ボディは真鍮、スクリーンは雲母です。
かなり作りが雑なようですが
それも味だと思えるなら、良いアイテムです。
箱の中でキャンドルを立てているだけなので
ロウの掃除はかなり大変です。
ちょっと設置が面倒ですが
アルミホイルで受け皿的なものを敷いておくと
掃除が不要になります。
自身から少し離れたところに置いておくと
サイトの良いアクセントになりそうです。
吊るしても良し、置いても良しですね。
小さい家みたいでかわいい。

まとめ
たくさんのランタンを紹介しました。
シーンで分けてみましたが、
実際のところ使い方はあなた次第です。
メイン無しで雰囲気ランタンだけで
キャンプするのも楽しいですし
煌々とタープ下を明るくして
快適なキャンプをやっても良いでしょう。
ぜひ、ご自身のキャンプスタイルに合った
ランタンを選んでみてください。
火や燃料を扱うものもありますので
安全にはご注意くださいね。
それでは。