基礎知識

キャンプ場の選び方から撤収まで、キャンプの流れを完全網羅!【第一弾】

こんにちは、こんたろです。

今回は実際にソロキャンプをやろうとしたときの流れとして、

キャンプ場の選び方や当日の流れなどの概要を説明します。

キャンプ場とは

キャンプ場ってどんなところ?

キャンプ場とは、キャンプをするところです。

広い芝生の上でテントやタープを張ったり、

あるいは林の中で木々の間にハンモックを張ったり、

だいたいあなたのイメージ通りで合っていると思います。

でも、キャンプしかやらないというわけではないです。

子供向けのアクティビティがあったり、釣り堀があったり、

ワークショップが開催されていたり、展望台があったり。

音楽フェスや、アウトドアグッズメーカーさんのイベントが開催されていることもありますね。

キャンプ場の「キャンパーに楽しんでもらおう」という気遣いが感じられるので、

キャンプ場が提供してくれるものは、とりあえず一通り経験しておくのも良いかと思います。

キャンプ場によってそのあたりの特色が違いますので、

いろんなキャンプ場に行って比べてみるのも楽しいですよ。

 

キャンプ場にも種類がある

こちらの記事でも少し説明しています。

記事リンク「キャンプは安全なの?特に冬とかヤバいんじゃないの?」

記事リンク:「キャンプのマナーってわかりにくい?あと独自ルールとかあるよね。」

 

無料サイト 初心者おすすめ度:★★☆☆☆

管理人が居る/居ないの違いはあれど、キャンパーが費用をかけずにキャンプできる場所です。

よほど荒れた場所でない限り、ソロキャンパーやツーリングキャンパーに人気のキャンプ場です。

なんたって無料ですからね。

とはいえ、場所によってはトイレやごみ処理のため数百円程度の協力金の募集をしているところが多いです。

できれば協力金を出して、キャンプ場の維持管理を応援できるといいですね。

 

初心者のうちは、無料でも受付がある(管理者がいる)キャンプ場にしましょう。

無人のキャンプ場は全て自力でなんとかするのが前提になるので、少しハードル高めです。

獣とかも出ますし。

 

林間サイト 初心者おすすめ度:★★★★☆

林の中のキャンプサイトで、決められた区画があるという場合が多いです。

ソロキャンプには抜群のロケーションで、こじんまりした秘密基地的な空間です。

周囲の視線が木々に遮られるので、周囲を気にせず自分だけの世界に浸りながらキャンプができます。

また、もしハンモック泊をするなら木が必要なため、必然的に林間サイトを選ぶことになります。

 

デメリットは開放感があまり無いことと、虫の多さ、

車やバイクの乗り入れが出来ないサイトが多いこと、ですかね。

あと、立てるテントのサイズをよく確認しましょう。

ティピー型やトンネル型の場合はけっこう床面積をとるので区画に入らない可能性があり、要注意です。

 

フリーサイト 初心者おすすめ度:★★☆☆☆

芝生や土の広い土地で、好きな場所にテントを立てられるというサイトです。

キャンプ場によっては、区画化されているところもありますが、好きな区画を選べるようになっています。

しかし問題は、好きな区画を選ぶのが「先着順」であることです。

受付順ではなく、そのサイトに荷物を置いた順、という感じです。

いくらキャンプ場を予約したとしても、遅く到着してしまうと端っこの狭い場所しか空いていないなんてことも。

最初のソロキャンプとしてはそれほどおすすめではありません。

 

ただ、次に説明する「オートサイト」よりも料金的には安いところが多いので、

勝手がわかってきたらフリーを選ぶのも全然ありだと思います。

あとはグループキャンプのときにはフリーのほうがまとまって場所がとれる可能性があるので

こちらを選ぶこともあります。

 

オートサイト 初心者おすすめ度:★★★★★

一番のおすすめ、「オートサイト」です。

割り当てられた区画に車やバイクを横付けしてキャンプをするスタイルです。

荷物を運搬する必要がなく、余計な荷物を車に戻したり、車で雨宿りしたり、

タープと車を接続したり、天候の変化に応じて車に避難したりと、車の活用メリットが非常に多いです。

バイクの場合はそこまでのメリットは無いですが、バイク見ながら焚き火をしてコーヒーが飲めるという、素晴らしいロマンがあります。

あと、キャンプ場によりますが、

100V電源があったり、トイレや共同炊事場が近い場合が多いです。

キャンプにおいてトイレの近さはけっこう重要です。

キャンプ場へ車やバイクで行けるひとには、

まず最初にオートサイトでキャンプすることを検討してみてほしいです。

 

デメリットとしては、

人気のスタイルなので予約が埋まりがち、

子供連れが多く騒がしいことがある、

秘密基地感はほぼゼロ、という感じです。

まあ、最初なので。

キャンプの雰囲気を知るには最適かと思います。

 

コテージ/バンガロー/ログハウス 初心者おすすめ度:★☆☆☆☆

テントではなく、小さな別荘に泊まる感覚なのがコテージ/バンガロー/ログハウス泊です。

これは恋人同士や家族で行くには良いのですが、ソロにはおすすめしません。

なぜなら、キャンプの醍醐味があまり感じられないからです。

テントの有無だけで、こんなに違うものか、と思いますよ。

家とは違う、外で面倒な調理をして、焚き火をして、

狭いテントの中で「外」を意識しながら眠るという、

この非日常感こそがキャンプだと思うのです。

別にコテージが悪いのではなく、目的が違うということです。

 

一般的な目線ではメリットがたくさんあって、

天候にあまり左右されずにキャンプを楽しめる、

周囲を気にしなくて良い、

屋根と壁のあるところでごはんが食べられる、

室内でBBQができる、

きちんとした寝室がある、

シャワーまであったりする、などです。

 

デメリットは値段かな。

あとは先に言ったキャンプの醍醐味が感じにくいこと。

それと、ソロの場合は寂しさが勝ります。

なんというか、ちょっと手持ち無沙汰になりがちで、

閉じた空間で「ふと我に返る時間」ができてしまうのが最大のデメリットかもしれません。

 

番外編:グランピング/フェス

キャンプに含めるのか微妙なラインですが、それぞれ簡単に解説します。

グランピングは、ホテルやリゾートのような豪華なキャンプサイトでいろんなサービスを受けられる、贅沢キャンプのこと。

自分で何かをする必要はありません。

食事はBBQの材料が運ばれてくるか、

調理済みのものを取りに行くバイキング形式です。

テント内にソファやベッドがあったりもします。

というかテントではない場合も多いです。

 

フェスはイベントが主で、副としてキャンプが付いているという感じです。

アウトドアで音楽を感じるイベントが多く、

テントを拠点として何度も会場へ行ったり来たりをしながら、

一日中フェスを楽しむことが出来ます。

食事は出店で買って食べるのが基本になります。

 

ソロキャンプの概念からは少し外れるのですが、

どちらも非日常体験としては最上級かもしれません。

なにげにおすすめだったりします。

かかる費用は大きいですが、ぜひ一度体験してみてください。

特に苗場のフジロックフェスティバルは最高でした。

全日程通しのムーンキャラバン行きましょう。しんどいけど。

 

番外編:テント場(登山テント泊)

登山をされるひとは勿論ご存じかと思いますが、

山小屋泊ではなくテント場でテント泊という手段があります。

これは、キャンプの趣を感じるとかそういう次元では無い気がします。

ぼくは山小屋泊しか経験がありませんが、登山で疲れ切った後にテントで休んでも、疲れが取れないんじゃないかと心配になったりします・・・。

自らの限界に挑戦したいというストイックなひとがやることが多いと思います。

当然、ソロキャンプ初心者にはおすすめしません。下手したら死に繋がりますので早まらないでください。

 

キャンプの流れ

無料キャンプサイトの場合

受付が無い場合が多いですが、有料キャンプ場と比べて独自ルールが多いというか、利用者のマナーによって成り立っている場所です。

まずはネットや雑誌で情報収集してください。

基本的な流れとしては、以下のようになります。

  1. 荷物を持って現地に行く
  2. キャンプしても良い場所を探して、テントやタープを張る
  3. 荷物はできるだけ車に積んでおき、ロックする
  4. 食事や焚き火などを楽しむ
  5. 周囲に合わせて消灯、消火する
  6. テント内で寝る
  7. 朝ごはんを食べる
  8. 荷物、ごみを撤収する
  9. 忘れ物のないように帰る

このなかで、わかりにくいのは2番でしょうか。ぼくもよくわかりません。

案内板があるところもありますが、サイトに目印が無いところも多く、

慣れたひとじゃないとわからないかもしれません。

ぼくの場合は、人気のあるキャンプ場を選んで、

他のキャンパーのいるところを参考に、似たような場所でテントを張っていました。

あと、流れとは別ですがトイレが無いというキャンプ場もあったりします。

携帯トイレを使うか、車で近所のトイレのある施設まで移動するか、その辺の茂みで用を足すか(※マナー的におすすめしないけど、残念ながら移動が間に合わずやってしまう)になると思います。

ぼくはこれが辛くて、トイレの無い(あっても汚い)無料キャンプ場には行かなくなりました。汚い話かもしれませんが、キレイなところでいつでも用を足せるって、幸せなことなんですよね・・・。

あとは、炊事場やゴミステーションが無いキャンプ場が多いです。

食べ残しはキッチンペーパーなどで拭き取って、自前のごみ袋に入れて持ち帰ることになります。

 

有料サイト(林間/フリー/オート)の場合

必ず受付をする必要があります。あと、予約が必須のところも多いです。

基本的な流れとしては、以下のようになります。

  1. 電話やネットで予約をする
  2. 荷物を持って現地に行く(行けなくなった場合は早めにキャンセルの連絡をする)
  3. 管理棟など決められたところで受付をする
  4. 指定された場所で、テントやタープ、ハンモックを張る
  5. 荷物はできるだけテント内に置くか、車の中に積んでおく
  6. 食事や焚き火などを楽しむ
  7. 洗い物をする
  8. シャワーを浴びたいひとは浴びる
  9. 消灯時には消火する
  10. テント内で寝る(辛い場合は共同棟で)
  11. 朝ごはんを食べる
  12. 洗い物をする
  13. 灰を捨てる(灰捨て缶がある場合)
  14. 荷物を撤収する
  15. ごみを分別してゴミステーションへ
  16. 帰りの受付をする
  17. 帰る

無料キャンプ場との違いに着目してみてください。

項目が多いことに気付くと思いますが、

有料キャンプ場は予約・受付があるのと、

洗い物やシャワー・ごみ捨てなど出来ることが多いです。

ぼくとしては安全や利便性を考慮し、初めてのソロキャンプには有料キャンプ場をすすめます。

次の記事で詳細に解説をしていきます。

 

まとめ

ここまでを一旦まとめます。

  • キャンプ場にはいろいろ種類がある
  • こんたろ的にはオートサイトがおすすめ

まとめたら短くなってしまいました・・・。

 

次の記事に続きます。

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それでは。

 

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