UnsplashのHello I’m Nikが撮影した写真
こんにちは、こんたろです。
厳選して悩みに悩んで買ったはずの
あのキャンプギア、
気付いたら全然使ってないな…
思ってたのと違ったな…
キャンプギアを買った人の
ほとんどが陥る現象ではないでしょうか。
今回は、ぼくもよくやってしまう
「買って後悔した、失敗した」
と感じたギアのランキングです。
実際使ってみて合わなかった点を
中心に解説しますので、
キャンプギア購入の参考になれば幸いです。
合う合わないは人ぞれぞれ。
ギア自体を否定する気はないよ。
5位:ヘリノックスタイプのチェア
キャンプ界では一般化した
ヘリノックスタイプのコンパクトチェア。
本家じゃないから、というわけじゃなくて
あのタイプ全般が苦手です。
良いところはたくさんありますよ。
コンパクトに収納できる、
軽い、安い、意外と丈夫。
家族分揃えるのも容易。
ですが、後悔した理由もたくさん。
まず足が沈みます。
ぼくが買ったのは足先が小さくて、
雨でぬかるんだ地面だと確実に沈みます。
チェアから落ちそうになるので怖い。
いちいち組み立て・分解するのが面倒。
大した手間でも無いはずなんですが、
収束型や折り畳み型を知ってしまうと…。
あと座ったときにお尻が沈み込むので
料理などの作業時にお腹が苦しいです。
これはぼくが太ったせいかも笑
チェアは正直、まだ定まってないです。
現在メインで使用しているのは
キャプテンスタッグのイージーチェア。
思いっきり低い座面がお気に入りで、
収束型なので設置や撤収が一瞬です。
立ち上がるときはかなり辛いけど。
サブはUJackのリクライニングチェア。
難燃生地なので焚き火の近くで使えます。
硬めの座り心地で作業もしやすいのですが
とにかくデカイ!笑
ぼくの車には乗らないので
家族用の車を借りることになるのがネック。
ほぼ家で使ってます。
もし次買うなら。
コールマンの折り畳みチェア。
これならぼくの車にも載る。
でも前からずっと欲しいのはスターゲイズだったり。
いっそハンモックでいいじゃん、という
声が聞こえてきそうですが…。
自立しているのがとても良い。
でもヘリノックスタイプと同じ弱点が
ありそうなので、ぼくには合わないだろうな。
というわけで、
買って後悔したギア第5位は
ヘリノックスタイプの
コンパクトチェアでした。
4位:ユニフレームのファイアグリル一式
3年前は大絶賛されていた
焚き火台兼調理グリル。
家族でも使える多用途なセットです。
ぼくはポットハンガーも買ったので
ダッチオーブンを使って
焚き火調理も万全というセットでした。
これ良かったんですよ。
炭火調理や鉄板焼きを楽しんで、
満腹になったらそのまま焚き火に
移行できるし。
灰も落ちないし片付けも楽で、
とにかく使い勝手が良くて便利。
焚き火も映えるし。
ですが。
ソロには大きすぎるんです…。
大きくて重いので、ソロだと
どうしても持って行くのがしんどい。
コンパクトな焚き火台と、
小さな調理グリル。
あるいはアルストかバーナーで
ソロなら充分なんですよ。
例えばこれくらいのセット。
圧倒的に軽量コンパクトです。
大は小を兼ねる、で
ファイアグリルの一式あれば
ファミリーとソロを兼用できると
思っていたのですけどね…。
大きい車なら持って行くかも
しれないですが、ぼくの小さい車には
載せるスペースがなく、今では
ほとんど出番がなくなってしまいました。
というわけで、
買って後悔したギア第4位は
ユニフレームの
ファイアグリル一式でした。
3位:トランクカーゴ
収納ボックスの大定番、
みんな持ってるトランクカーゴ。
これ、どんなふうに使うのが
正解なんです?
小物をまとめて収納できるのは
良いですが、現地では迷子になって
探すのが大変。
底の方にあるものを出すために
一旦全部取り出さないと
いけなかったり。
大容量で安くて頑丈なので
部屋での保管用には
向いていますが、
現地に持って行くキャンプギア
としては、使いにくくないですか?
蓋をテーブルにする改造も
流行りましたね。
実際にぼくもやってみたけど、
ちょっと使いにくかったです。
縁が高すぎるのと、
テーブルとして使いながら
中に物を出し入れするのは
とても面倒でした。
あと、中に荷物を詰めると
非常に重いです。
魔女の一撃くらいますよ。
気を付けないと。
あと、ハードケースなので
中に入れる物の
形状が限定されるのも
使っててストレスでしたね。
パズルみたいにうまく詰めないと
現地から持って帰れない。
撤収時に焦ります。
で、代わりに使うようになったのは
ワットノットの布コンテナ。
これにダイソーのケースが
シンデレラフィットなので、
2段の収納として使ってます。
ソロならこれくらいで
充分じゃないですかね。
小物の収納という目的なら。
これでも収納足りないときは、
ザックに入れるようにしてます。
ザックは安いワークマンを愛用。
でも理想を言えばサイバトロンとか
カッコいいなぁ。
トランクカーゴには
小容量タイプもありますが
布コンテナの扱いやすさに
慣れてしまうと、もう
戻れませんね。
今ではトランクカーゴは
滅多に出番の無いギアを
収納しておく箱、
お留守番役となりました。
というわけで、
買って後悔したギア第3位は
トランクカーゴでした。
2位:鍛造ペグ
これ買っとけば間違いない!
の筆頭。
30cm前後の鍛造ペグです。
ぼくは雨の中や雪の中でも
キャンプしますが、
実際、鍛造ペグじゃないと
危なかった場面は
全くありません。
もちろんキャンプ場の
地面にもよるし、
風の弱い日を
選んでいますけど、
たぶんオーバースペック
だと思うんですよね。
あ、ソロテントの場合
の話ですよ。
ファミリーテント、
シェルター、
大型タープには
長い鍛造ペグが安心です。
でもなんでもかんでも
鍛造ペグに頼るのは
やりすぎじゃないかなぁ、と。
30cm鍛造ペグの良いところは
折れない、曲がらない、
硬い地面でも刺さる、
長いので抜けにくい、
といったところ。
でも重いし場所とるし、
長いのでハンマーじゃないと
打ち込むのが難しいです。
持ち運びもペグ打ちも
重労働に。
例えば。
登山用の小さなアルミVペグを
固くない地面に刺すのであれば
足で踏みつけるだけで済みます。
ハンマーいらない。
非常に軽くて小さいので
持ち運びも容易。
テントやタープに合わせて
ペグを選ぶ、ということを
初心者の頃は
理解できなかったなぁ
今思えば20本も30本も
鍛造ペグ買う必要無かったなぁ
と、そんな後悔でございます。
現在のペグは
登山用テントなら
アルミのVペグ15cm、
ソロテント、タープは
チタンペグ20cmに
念のためメインロープ用に
各4本くらいは鍛造ペグ28cm、
という使い方をしています。
そうです、べつに
統一する必要ないんです。
チタンペグいいですよ。
割と万能感あります。
軽くて丈夫。錆びない。
風の強い日はクロスで打てば安心。
ただし価格が高いのがネック。
しかし使わなくなったペグって
どうしたらいいんだろう…。
先端は塗装剥げてるし、
ほっといたら錆びるし。
買ったものじゃないけど
テント付属のペグも
使わないよね。
なにか工作の材料とかに
ならんでしょうか。
というわけで、
買って後悔したギア第2位は
鍛造ペグ(それも長いやつ)
でした。
1位:キャプテンスタッグのアルミロールテーブル
各方面から批判されそうな
後悔ランキング。
1位も超定番品、
鹿番長のアルミロールテーブルです。
購入したのは3年前。
当時は他に良いコンパクトテーブルが
無かったのと、価格も今より
安かったので即決でした。
良いところは、まず価格。
1500円くらいだった
気がしますね。安い。
コンパクトに収納できる。
見た目よりは軽い。
一体型なので無くすパーツが無い。
熱に強い。
使ってみてイマイチだったのは、
持ち運びが困難なこと。
足がすぐ畳まれてしまうし、
テーブルの板面同士が
連結されてないから
持つとふにゃふにゃになる。
コンパクト収納は良いのだけど、
長さ40cmの角材みたいになるので
他の荷物との収納性というか、
うまくまとまらない。
板状のままのほうが
むしろ良かったり。
実際のキャンプでは
足が畳まれるのに困りました。
テーブルの配置なんて、
すぐ変わるじゃないですか。
ちょっと引きずって動かしたら
すぐ足が畳まれる。
浮かそうとしたら天板が浮く。
もっとカチッとしたテーブルが
ぼくには合っていたようです。
そもそもメインテーブルは別にあって、
そちらはがっしりしています。
アルミロールテーブルは
サブ用で買いましたが、
今はもっと収納性が良くて
カチッとしたものを愛用。
メーカーは違いますが
ほぼ下のような製品です。
ちょっとだけ組み立てが手間ですが、
収納性が良いのと
現地で動かしやすいので
大変重宝しております。
あと安い。
というわけで、
買って後悔したギア第1位は
鹿番長の
アルミロールテーブルでした。
さいごに
改めて振り返ると、
まず定番品といわれるものを
試してみて、
自分に合う・合わないを
精査して買い足すような
そんなキャンプギアの買い方を
している気がします。
で、使わなくなったギアが
溜まっていくという。
ちょっと金銭的には
無駄使いになったけど、
これも経験ですね。
賢明なみなさまは、
ぜひ最初から
自分に合ったギアを見定めて
ご購入くださいませ。
それでは!