
キャンプマナーってなんぞ
こんにちは、こんたろです。
2020年現在、
キャンプはけっこうな流行です。
つまり最近になって新人キャンパーが急に増えた、ということ。
ぼくがキャンプを始めたのは
2018年の冬。
つまりぼくも「急に増えた新参者」ということ。
キャンプを始めるときによく目にしたのは
「新参者はマナーが悪い」
嫌な記事でしたねぇ
ただ、たしかに
ちょっとマナーの悪い方はちらほら居ます。
せっかくのキャンプですから
お互いに気持ちよく楽しめるように
マナーというものを考えてみましょうか。
時間が決まっている

自由、開放、時間に縛られない
キャンプってそんなイメージ?
実はしっかり時間が決まっているものがあります。
管理人の居る、一般的なキャンプ場の場合についてすこし説明していきます。
チェックイン
キャンプ場の受付時間
11時~16時とか
13時~17時とか
キャンプ場によって決まっています。
この時間内に受付をしないといけません。
早すぎると前のお客さんがまだ撤収中で急かすことになりますし
遅すぎると受付が帰ってしまうことも。
その場合は無断キャンセル扱いに・・・
遅れる場合は事前連絡をしましょう。
べつに怒られることもないと思いますよ。
消灯
キャンプ場内に街灯があったりしますが
21時か22時消灯
というところが多いです。
消灯時間というのは灯りが消えるというだけでなく
調理や焚き火の火を消して寝る体制に入る時間でもあります。
つまり
消灯時間を過ぎてもまだ外でしゃべってたり
焚き火をしていたりするのはマナー違反となります。
周囲のキャンパーが相当我慢しているということもありますので
消灯時間を過ぎたらもう寝なさい
ということです。
チェックアウト
連泊する場合を除き、チェックアウト時間までに撤収を済ませて受付をしましょう。
それほど混んでないキャンプ場なら多少は遅れても大丈夫ですが、迷惑なことに変わりませんので、がんばって早起きしましょうね。
スタイルが決まっている

キャンプ場の予約プランをみるといくつか種類があることに気付きます。
大きく分けて5種類ですかね。
説明していきます。
オートキャンプサイト(オートサイト)
サイト(テントを張る場所)に車1台を並べておける
車と一緒にキャンプができる
それがオートキャンプサイト
荷物の積み降ろしが楽なので、オートサイトは人気があります。
アウトドア向けの車であれば
タープを接続したり
車上泊というスタイルも可能
電源が供給されているサイトも多く使い勝手が良いです。
次の項目で出てきますが1サイトの広さが決まっています。
場所の取り合いにならないので、その意味でも人気ですね。
マナーに関していえば
オートサイトの区画はプライベート感が強いので
例えば手洗いに行くときとか
近道だからって他人の区画を横切ると
すごーく嫌な顔をされます。
というか、ぼくもします。
勝手に入ってくるなよー
って感じになりますね。
キャンプ中は自分の世界に浸りたい
オートサイトだとその傾向がより強い
そんな気がします。
フリーサイト(テントサイト)
車の侵入が禁じられた
テントやタープが乱立する
芝生一面のサイト
それがフリーサイト
フリーと名が付くだけあって、区画が決まっていません。
でもあまり手広く使うとすごーく嫌な目で見られます。
1サイトあたりテント1張り&タープ1張り
くらいが限度です。
グループでキャンプする場合は人数分の申し込みが必要なことが多いです。
オートサイトと違って明確な区画が無いので
あまりプライベート感はありません。
かといって
他人のテントの近くを通るのは舌打ちされることもありますからやめておきましょうね。
隣接サイト(というかテント)との距離が近いので
あまり騒いでは迷惑だし
逆に周りがうるさくて迷惑
ということも。
広いキャンプ場なら自由度が高いのでおすすめ。
林間サイト
林の中の区画
ハンモックが主役
それが林間サイト
車を横付けできるキャンプ場もありますが
基本的には進入不可
林の中ですからね。
虫も多いです。
それでも人気があるのは
ヒロシさんのソロスタイル
「テント無しのハンモックオンリー」
という男前なキャンプ
それにあこがれて、とか?
よく知らないけど。
林間サイトは古いキャンプ場に多く
区画が狭いです。
大きなテントは張れないことが多いので
要注意です。
隣接サイトは少ないから
あまり他人との干渉はないけど
静かな雰囲気の中で
厳かにキャンプに勤しむ
そんな感じで。
コテージ/バンガロー/ログハウス
もはやこれはキャンプなのだろうか
もう家じゃん
庭付きの別荘じゃん
それがコテージ/バンガロー/ログハウス泊
料金は高いものの
テントを張らない
BBQは外で出来る(ベランダでもできる)
室内調理も可能
風呂まであったりする
車は横付け
ひたすら楽しむだけのキャンプ
ぼくはテント張りたい派なので相容れないスタイルですが
めっちゃ楽しそうなのでいちどは経験したい
高いけど。
すげえ高いけど。
オートサイト10回分くらいするけど
いいかもね。
ここはあまり他人への遠慮は要らない
室内で自由に過ごせばいいです。
ただし夜は声が響くから
やっぱり消灯時間は守ろうね。
グランピング/フェス
料理が出てくる
人がいっぱい集まってる
キャンプグッズのショップもある
それがグランピング/フェス
2つは全然違うんだけど自分で料理しないってところでまとめちゃった。
グランピングは
手ぶらでいけるキャンプ
立派なテントや
豪華な料理
全て現地に用意してある
あなたは行くだけでいい
そんな感じ。
たまには贅沢もいいかもしれない
めっちゃお金かかるけどね。
旅行だと考えれば豪華ホテルのスウィートよりは安くすむかな。
完全プライベートだけどスタッフさんたちに迷惑かかるようなことは
やめようね。
フェスは
フジロックフェスティバルなどの野外音楽フェス
それから
GO OUT JAMBOREEなどのゆるめキャンプフェス
などがあります。
どちらもキャンプをしながら
野外イベントを大人数で(数千人とか数万人規模で)
楽しむというもの。
これね。
いちばんおすすめします。
いっきに仲間が増えたような
すごく大きな輪の中に
溶け込んだような
他では得られない経験
ひたすら楽しいです。
基本自由なので
イベント自体は遠巻きに見て
自分の区画から出ない人もいる。
人に迷惑かけなければ
すべて自由
フェス、いいよ。
なんか話が変わっちゃった
マナーに戻ります。
広さが決まっている

スタイルの話とほぼ被るから詳細は割愛
スタイルによって自分の使っていい範囲が決まっているから
それを超えてはいけない。
気を付けたいのは
音。
防ぎようがないから
あまり騒がないようにね。
音を楽しむこと

フェスだと会場ではめっちゃ歌って踊って
騒ぎまくりますが
会場外のテント周りではめっちゃ静か
キャンプ場でもおなじ
めっちゃ静か。
でも日中は家族連れがいたりして
あまり静かにする雰囲気じゃないことも
そんなときは
ちいさな
ほんとちいさな音量で
音楽を聴いたり
ウクレレを弾いたりします。
ギターはちょっと大きいかな
意外と遠くまで響くから
やるならウクレレ
しかも小さく弾く
キャンプに来ている人は
焚き火のパチパチって音を
楽しみにすることが多い。
それを邪魔するのは
楽しみを奪うこと。
ぼくもされたら悲しいから
焚き火タイムは静かに
そうしようね。
アクティビティの許容範囲

キャンプ=アウトドア
ってことで
いろんな外遊びをされる方がいます
花火 スラックライン スケボー
サイト内で収まらない遊びは
一応、許可もらったほうが安心
一切禁止なんてところもあるから
予約のときに聞いておこうね。
キャンプの楽しみ方は人それぞれ
子供と遊ぶのが何より楽しい
なんてこともあるでしょう
焚き火だけあればいい
それもアリでしょう
共存できるように
お互いに配慮しましょうね。
焚き火を楽しむには

キャンプ場によって
直火オッケイ/ダメ があります
直火オッケイ:地面に直接薪を置いて火を着けて良い。普通は石などで台座を組む。
直火ダメ:芝のサイトなどは、芝へのダメージが深刻なので焚き火台が必須。炭が落ちる焚き火台の場合は防火シートも必須。
焚き火台必須のキャンプ場がほとんどなので
お気に入りの台を用意しましょう。
直火ダメのところは
地面に炭や燃えカスがあるのもダメなので
落ちないように
落ちたら拾うように
配慮しましょうね。
芝の手入れって
お金かかるらしいっすよ。
料金値上げとか
焚き火禁止とか
そんなことになったら
嫌じゃないですか。
これはマナーというより
ルール・規則なので
守りましょうね。
消灯後はチルアウト

21時か22時
だいたいのサイトはこれくらいで消灯
消灯時間めがけて
焚き火が終わりを迎えるように
ゆっくり火を落としていきます。
まあ
火消し壺があれば即終了も可能ですが
なんとなく気分が違う
ゆっくりと、終焉に向かって
気分を落ち着けていく
そんな儀式めいた
消火作業
火が消えるころには
体も冷えて
眠りにつく体制が整いはじめます。
あたりは真っ暗
自然の環境音に包まれて
そっとシュラフに潜り込んでください。
明日のことなんて
考えなくていいんです
ただひたすらに
落ちていく感覚で
眠りましょう。
ごみ問題

キャンプをすればゴミが出ます。
また、洗い物も出ますよね。
キャンプ場によってかなり変わるのですが
「すべて持ち帰り」というキャンプ場は
すべて持ち帰りです。そのまんまイースト。
捨てていってもいいよ、という
優しいキャンプ場の
代表的なマナー、ルールについて
ざっくりと説明します。
生ごみや紙くずなど燃えるごみ
ごみの処分代として数百円を支払い
ごみ袋をもらいます。
燃えるごみはその袋へ入れて
受付に渡すか
ごみステーションに置く。
地域によるけど
プラスチックは分けないところが多く
食材の袋なども袋へイン
ごみステーションを確認してから
ごみをまとめたほうがいいかも。
処分代を払わない場合は
きちんと持ち帰ってくださいね。
灰、燃えカス
燃え尽きた灰は
灰捨て缶(ペール缶や一斗缶が多い)が
用意されていることが多いので
そこに捨てましょう。
蓋を閉め忘れないように。
基本的には
燃え尽きたものしか
捨ててはいけません。
燃え残った炭や薪は
持ち帰って
次回のキャンプで燃やしましょう。
気持ち、火が付きやすいですよ。
缶、瓶などリサイクル品
ごみステーションに
専用のごみ箱がきっとある
そこに捨てましょう。
もちろん
持ち帰ってもオッケイ
ペットボトルも
たぶん同じところにある
キャップは別回収かも
よく見てね。
その他
折れたポールや曲がったペグ
持ち帰りましょう。
要らないからって
その辺に放置しちゃダメ
燃えるごみでもないよね。
捨てられないものは
持ち帰る。
これぞマナー。
合ってる?
キャンプ場の独自ルール

おもに予約の段階で
すげー個性的なキャンプ場があったりします
電話以外は受け付けない
当日予約は受け付けない
前金払え
人数変更禁止
とかね。
あと
テントとタープ
それぞれ張るたびに別料金かかる
え、サイト代払ったのに?
みたいな。
キャンプ場のホームページとか
フェイスブックとか
youtubeとか
よーく確認してから
予約しようね。
個性的なキャンプ場
いっぱいありますから。
まとめ
マナーは
最終的には
人と人
書いてないから守らないとか
書いてあるから守れとか
そういうの
ちょっと嫌だなぁ
でもわかんないよね。
きちんと事前に確認して
何か行為を注意されたらすぐ止めて
近くの人には配慮して
あ、なんか
面倒だよねぇ
やっぱ完ソロが最高
(完ソロ:キャンプ場にぼく1人ヤッホー状態)
シーズン中はしょうがないから
あきらめて
穏やかにキャンプしましょうね。
以上です。
[…] […]