こんにちは、こんたろです。
ここでは、”ソロキャンプでは何を楽しめばいいのか”について
まとめています。
ソロキャンプに興味はあるけど、実際どんなふうに楽しいの?
という疑問にお答えする内容です。
大人数のキャンプではなく、ひとりだけのキャンプ。
大切な「ソロの時間」の楽しみ方を解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ソロキャンプの楽しみ方は人それぞれですが、
「何が楽しいのかよくわからない」という人もいるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
ソロキャンプの楽しみ方は自由!だけど…

ソロキャンプは自分の好きなスタイルで自由に活動できるため、
とても幅広い楽しみ方が存在します。
しかし、自由には責任が伴います。
責任とは「ルールやマナーを守ること」です。
そのあたりはこちらで詳しく解説していますので
ぜひご一読ください。
周りのキャンパーや自然に気を配りつつ、どちらかといえば静かに楽しむほうが
余計なことを考えずに(そして邪魔されずに)楽しい気持ちに集中できて良いと思います。
ということで、ソロキャンプでは何をして楽しんだら良いのか
「ソロキャンプの楽しみ方」を解説していきます!
料理って楽しい!
”ソロキャンプで飯を食うだけ”という内容のドラマがあるくらい、
料理・食事はソロキャンプの大きな楽しみ方のひとつです。
家や飲食店で食べるのと何が違うの?
というところも含め、その面白さを解説します。
ソロキャンプだけに許された調理方法がある

まずはなんといっても炭火や焚き火を使った豪快な料理!
煙であたりが真っ白になったり、ススだらけになったり、大きな炎が立ち昇ったりなど
家でやったら絶対怒られる調理法ですが、キャンプ場なら存分に楽しめます!
あとはガス火調理!
「コーッ」というガスの音を聴きながら、
アルミコッヘルやメスティンなどの普段家では使わないようなクッカーで調理をします。
これもまた特別感があって楽しいポイントですね。
キャンプなら料理も立派なアクティビティです。
ぜひ挑戦しましょう!
失敗したっていいじゃん、食べるの自分だし!
っていう軽い感じでやってみるといいよ。
ソロキャンプでは自分の食べる分だけ作ればいいので、
小さな鉄板やスキレットが大活躍します。
話題になったダイソーやニトリのメスティンもソロキャンプにぴったりですね。
大人数のキャンプでは”早く大量に作る”ことが求められますが
ソロキャンプなら”ゆっくりと自分のペースで、食べたい分だけこだわって作る”ことができます。
じっくりコトコト煮込んだボルシチ、など普段できない料理にも挑戦できますね。
もっと簡単なところでは、
小さな鉄板で一枚肉をゆっくりゆっくり焼き育てていく…。
しかも、それを眺めながら酒が呑める…!
これ、やってみるとやみつきになりますよ。
調理の楽しみ方の解説はまだまだ続きますが、
相当なボリュームになるので下の記事にまとめました。
「癒しの調理」なんて御大層に言ってますが、大目にみてください。笑
作りながらつまんで食べて、飲んで、また作って…
エンドレス楽しい。至福。
外の食事を自由に楽しもう!

焚火調理やメスティン調理などが楽しいのはもう当然のことですが、
作ったものを美味しくいただくというのも大きな楽しみですよね。
「外で食べる」という開放的な食事環境、
「自分で作った」という達成感、
「作りながら食べていい」という自由、
こんなに楽しいが詰まった食事、他ではなかなか味わえないですよ~!
大きな料理を作るとすぐお腹いっぱいになってしまうので、
細々したものを数種類作ると長時間楽しめて良いですね。
もしお酒を嗜むなら、おつまみを作っては食べ、飲んでは作ってという
最高の時間を過ごすことができます。
それも外で、緑に囲まれて、雲が流れていくのを眺めながら、
野鳥の囀りをBGMにして、です!
このあたりの楽しみ方は、ぜひ動画でご確認ください。
ソロキャンプのごはんって美味しすぎて…
いつも食べすぎちゃいます。笑
しっとり焚き火で癒されよう!
キャンプ活動の花形、「焚火」についての解説です。
大人数の焚火は話に花が咲いて楽しいのですが、
ソロはソロで少しこじんまりとした焚き火を静かに楽しめます。
どちらかというと「癒し」の焚き火という感じかも。
焚火台を選ぶのが楽しい

直火が禁止されているキャンプ場が多いので、焚火台を一つは持っておくと良いです。
ソロ向けの小さな焚火台から
キャンプファイヤーみたいな大きな炎をあげられる大型焚き火台まで、
市場にはさまざまなタイプがあるので選び放題です。
基本的には小さな焚火台のほうがお手軽に楽しめるし、
持ち運びや保管も楽なのでおすすめです。
ただ、大きめのテントでテーブルやチェアもしっかりしたものを出して
薪もたくさん用意するぞーっていうマッスルなキャンプをする人は、
大型の焚火台のほうが迫力があって楽しめると思います。
大きな炎は危険も大きくなるから、
慣れないうちは小さい焚火台がおすすめだよ~。
焚火台は大きく分けて3つの種類があります。
調理ができて場所を選ばない万能タイプ
焚火以外の用途にも使えるタイプです。主に調理用途を兼ねます。
焚き火以外には炭火を使った網焼き(BBQ)、鉄板焼き、串焼き、スキレット調理、
物によってはダッチオーブンのトライポットが接続できるものまであります。
キャンプ飯を食べ終わった後にそのまま続けて焚き火に移行したり、
逆に焚き火からスタートして焚き火調理、炭火調理に入るパターンも。
頑丈な作りのものが多く、使い勝手も良いので最初の1台におすすめです。
軽量コンパクトなソロ向けタイプ
細い脚にペラペラの火床…のような、とにかく軽いことが特徴の焚火台です。
収納時は薄かったりコンパクトだったりするので、持ち運びも容易です。
五徳がついていて調理に使えるタイプもあります。
万能タイプは大きさがネック、という人はこちらがおすすめです。
ただし耐久性に難があるものもありますので、製品レビューをしっかりチェックしましょう。
炎にこだわる職人のような焚き火特化タイプ
焚火台なんだから焚き火に全集中!な焚火台です。
とはいえ網や五徳がついたものもあり、万能型よりは焚き火性能に振ったもの、という感じです。
大型タイプが多く、頑丈で重く大きな炎に耐える設計となっています。
薪と炎を眺めるタイプと、煙まで燃やし尽くす二次燃焼タイプがあります。
二次燃焼タイプはじわじわと人気が高まりつつあります。
まだ種類は少ないですが、独特の炎が気に入ったならおすすめです。
ほかにもいろんな焚火台がありますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
手斧vs鉈vsナイフ

焚き火は薪を燃やすものですが、薪にそのまま火を付けるのは困難です。
火が付きやすいように薪を細かく割ったり、
フェザースティックに加工する必要があります。
薪を加工する際には刃物を使いますが、
キャンプでは手斧、鉈、ナイフがよく登場します。
キャンプの先輩方に聞くと人によって全然違うものをおすすめされるのが
「刃物あるある」なのですが、
刃物は用途に合ったものを使うのが安全
というのが大原則です。
買ってきた薪を細かく割るなら鉈か手斧がおすすめ。
フェザースティックを作るならナイフがおすすめです。
使い分けの理由は、割りたい作業と削ぎたい作業で用途が異なるからです。
あるいは対象の大きさによって力のかけ具合が異なるからです。
用途に合わない刃物を使うのは無理な力がかかり、怪我の元になります。
手斧
斧は振りかぶって丸太を割るための道具です。
キャンプでは危なくてなかなか使えませんが、
小型の”手斧”なら使っている人もいます。
用途は薪割り、ブッシュクラフトです。
大振りの枝を叩き割ったり削ったりと、意外と器用な働きもできます。
手斧といえど斧なので、振りかぶって割ると大変危険です。
割れた薪が飛んで怪我をする場合もあります。
手が滑ったり力が抜けたりしても怪我をしないように、
安全な方法で作業することが大切ですね。
手斧を使う場合は切株などの台座があったほうが安定します。
ちょっと扱いにくさはありますが、手斧はかっこいいんですよね。
ブッシュクラフトにも使えるし。
所有欲を満たすために手斧を選択する、というのもありだと思います。
鉈
大振りの刃物で、本来は山の中で枝の打ち払いや狩猟に使われるものです。
先端の形状が四角になった角鉈、尖った剣鉈に分かれます。
剣鉈はかっこいいですが、より刀剣に近くなるので危険度が爆上がり!
安全のために角鉈にしておくのをおすすめします。
両刃、片刃など刃付けの違いがありますが、割る用途に向いているのは両刃です。
しかし削る用途には片刃が向いています。
鉈で薪を割る場合はバトニングという方法が安全です。
ナイフでも一部可能なものがありますが、鉈の方がより頑丈で安全です。
鉈の楽しみはバトニングにある。
と、個人的に思っています。
ほんとは鉈を痛めるからやらないほうがいいんだけど…
これはもうキャンプ専用と割り切って楽しむ!
片刃の鉈でフェザースティックを作ることは可能ですが、
鉈ってかなり重いので腕が疲れてしまいます。
できれば細かい作業はナイフに任せ、
両刃の鉈を選択して薪割り専用にするのが良いかと思います。
手斧と鉈は使用感が異なりますが、
用途は近いのでどちらか一方を選択することが多いようですね。
手斧より日本っぽい刃物なので、
渋さを追求するなら鉈がおすすめ。
ナイフ
刃渡りの小さな刃物で、フェザースティック作りなどの
細かい作業に向いています。
刃付けによって片刃と両刃がありますが、
ナイフの刃付けはかなり細分化されているので
好みの刃を探してみる、
あるいは自分で刃付けをし直してみる、
という楽しみ方もあります。
ナイフ一本で薪割りからフェザースティック作りまでこなす場合もありますが、
ナイフは刃渡りが小さく刃厚も薄いのであまり薪割りには適しません。
どうしても刃物は一本で済ませたい
という場合は、選択肢がかなり狭くなります。
モーラナイフのヘビーデューティーはキャンプの定番ナイフです。
とりあえず刃物を一本持ちたい、という場合はおすすめ。
ナイフを持ってみるといろんなことに挑戦したくなって、
なんだかわくわくしてきます。
刃物は危険なものなので扱いには注意が必要ですが、
キャンプ活動の幅が一気に広がるのでぜひ試してみてください。
着火方法にこだわるのも楽しい

薪に直接着火するのは難しいですが、不可能ではありません。
ガスバーナーの強大な火力で一気に火をつけることもできます。
ただ、ソロキャンプならゆっくりと着火の時間を楽しむ
というのも良いんじゃないかと思います。
初めは普通のライターやマッチと着火剤を使用するのが簡単ですし、
フェザースティックも燃えやすく雰囲気も楽しめます。
慣れてきたら、メタルマッチ(ファイヤースターター)と
麻紐や乾燥した樹皮・おがくずで着火してみましょう。
これが出来るようになると玄人感が出てきますね。
ソロキャンプで見せる相手はいないかもしれませんが、
存分にドヤ顔してください。
こういった小さな火種から少しずつ火を大きくしていくことを
「火を育てる」という言い方をします。
焚き火の楽しみは、半分くらいはここに集約されている気がします。
焚き火でチルアウト

じっくり育てた炎を見ながら、
コーヒーや酒を飲み、あるいは本を読む。
という楽しみ方は素敵ですよね。
ソロキャンプでの焚き火は、炎を見て盛り上がるのではなく
静かに薪のはぜる音を聴いたり、
炎のゆらめきをなんとなく眺めていたりするのが楽しいと思います。
昼間に上がったテンションを、ゆっくり下げていく感じです。
焚き火の終わりには少ししんみりしますが
それもまた楽しみのひとつ。
焚き火には癒しが溢れています。
YouTubeでも焚き火動画がたくさんありますよね。
”焚き火で癒される”ということについて、こちらの記事でも解説しています。
テントとタープを楽しもう!
キャンプのメインアイテムといえば、テントとタープです。
ソロキャンプでももちろん大活躍のテント・タープですが、
その設営や使う段階においても「楽しい!」が詰まっています。
設営のコツを習得するのが楽しい!

ソロキャンプ向けのテントは一人でも設営できるように設計されていますが
幕をピンと恰好良く張るにはコツがいります。
テントの次はタープを立てますが、
タープを一人で立てるには知識と経験が必要です。
「とりあえずやってみた」ではうまくできないのは当然で、
なんでうまくいかないのかな~、
手順を変えたらいいのかな、角度はどうかな、
とか試行錯誤してうまくなっていくものです。
で、その試行錯誤が楽しい!という話ですね。
ソロキャンプで設営の試行錯誤が楽しい理由は、
自分の好きなペースで、好きなようにチャレンジできるからです。
まぁ時間配分くらいは気にしたほうが良いですが、
普通やらないような手順でやってみたり、
立てては潰し、立てては潰して練習するのも自由です。
テントとタープの配置を何度も調整してみるのも楽しいですね。
「小川張り」を試してみるとか。
あるいは大きなテントの設営を試してみるのも面白いです。
テントやタープ設営のコツは動画で勉強しておくのもいいですね。
そして現地で実践する、という楽しみ方です。
「基礎知識」でも取り上げていますので、ぜひご一読ください。
テントで一夜を過ごすと楽しい

テントを張ったらもちろんテントで一夜を過ごします。
家族やグループでテント泊というのも
いろんな話が出来て良いものですが、
ソロキャンプの場合は
”自然の中で眠る”
ということを強く意識します。
周りの木々のざわめきや、
虫の声、何かが通る音…。
慣れるまで少し怖く感じるかもしれません。
それくらい自然というものから普段遠ざかっているので、
貴重な自然を味わう機会ともいえますね。
テント泊は全然快適ではありません。
空調は無いし、狭いし、ベッドもありません。
だからこそ、普段考えないようにしている”自分”と向き合えます。
他に注意を向けるものが自然しかなく、
その自然の中に自分も溶け込んでいるからです。
ソロキャンプは静かに楽しむのが似合います。
テント泊は自然の音や空気感をとても身近に感じることができ、
自然のこと、自分自身のこと、
新しい発見や気付きが得られるでしょう。
意外とたくさんの音に囲まれていることに気付けるのも楽しいですね。
あと地面に寝るっていう感覚も
普段味わえなくてちょっと好き。
雨の景色が楽しい

テントやタープがあれば、雨の中でもキャンプができます。
雨の音や景色、匂いを味わいながらのキャンプというのも味があって良いものです。
ただ、普通の人は雨の中のアウトドア活動を嫌がる傾向があります。
雨の日にキャンプしようよ。
濡れるけど面白そうじゃん!
えっ、雨は普通に嫌だけど…
ひとりで行けよ。
みたいなことになるので(なったので。泣)
雨キャンするなら大人しくソロでやるのをおすすめします。
雨のソロキャンプは普段よりも孤独感が強くなります。
耳に入ってくるのはテントやタープに当たった雨の音、地面に当たった雨の音。
晴れた日に聴こえていた虫の声や自然の中の音はかき消され、雨の音だけが入ってきます。
目に映る景色も雨一色。
視界も一気に狭くなり、広い自然の中なのに窮屈感すら感じます。
晴れた日のキャンプとは全然違う、ソロの醍醐味みたいなものを味わえます。
雨キャンプにはカッパや長靴、
着替え、コットなど雨対策の装備が必要で、
さらに雨の重さでテントやタープが潰れないように
張り方を工夫するなどの知識も必要です。
晴れた日のキャンプとは別物と考えたほうが良いですね。
雨用の装備や知識が必要とか、
後処理が大変っていうのは避けられない。
でも楽しいからおすすめ!
窪地や川の近くは避けてね。危険すぎるから。
雪の中のソロキャンプは寒すぎて楽しい

これまた誰も同行してくれないのでソロでやるしかない
という話なのですが、
「雪の中のキャンプ」です。
そもそも雪遊びは楽しいので、
雪の中のキャンプも楽しいのです。
雪の景色や凛とした雰囲気もすごく良い。
ただ、ちょっとだけ過酷かもしれませんが。
まぁ…とりあえず寒いよね。
うっかり冬眠するレベル。
雪が降る場所の外気温は0℃以下になることも多く、
相当着込んだとしても痺れるほどの寒さを感じます。
しかし、この寒さがたまらなく良いのです。
雪の中でキャンプするなら断然、
薪ストーブに対応しているテントがおすすめ!
一般的な冬テントにはスカート(裾)があります。
そのおかげでテント内にすきま風が吹き込みにくくなり、
暖かさを保ちやすくなります。
薪ストーブ対応テントはそれに加え
「テント内で薪ストーブが使える」
という凄まじい性能を持ちます。
薪ストーブで暖を取る、というのはとても大きな楽しみです。
マイホームで薪ストーブの導入を断念した人も、
キャンプなら比較的低予算で可能です。
薪をくべて炎を眺めたりする行為も楽しいですし、
水が凍るほどの寒さの中なので
ストーブの包み込むような暖かさに幸せを感じます。
テント以外のところでは、気温が低いので
食材の保冷に気を配る必要がありません。
衛生面に気を付ければ刺身なんかもいけるわけです。
目の前の雪景色や薪ストーブの炎を見ながら刺身をつまんで酒を呑む。
とても贅沢な楽しみ方ですね。
あと、雪だるまを作ってキャンプの間の相棒にすると
ソロなのにちょっと仲間がいる感じがして楽しいです。
冬のソロキャンプは本当に楽しい!
でも危険と隣り合わせだから、油断しないでね。
輝きを放つキャンプギアたち
ソロキャンプの「楽しい!」はたくさんありますが、
キャンプギアそのものに楽しさを感じる場面も多いです。
キャンプ活動とは切っても切れない、
「キャンプギア」の楽しみ方について解説します。
「メーカー(ブランド)」にこだわると楽しい

メーカーやブランドによってキャンプギアの持ち味というものがあります。
例えばキャンプの王道・定番のメーカーといえば「Coleman」です。
ポップで目を惹くカラーリング&デザイン、
価格を抑えながらも高品質・安定供給、という
いわゆる”間違いない”メーカーです。
長い歴史と人気を誇るメーカーで、
祖父の代から受け継がれたランタンがColemanだった、
しかもメンテすれば普通に使えた、という話もあるほど。
キャンプギアの中に歴史を見る、という楽しみができるのは
Colemanならでは、という感じですね。
Colemanはあくまでも一例です。
こだわりをもったブランドはたくさんあるので、
それを調べるのも楽しいものですね。
海外ブランドのものはデザインが良く頑丈、
日本製のものは品質が良いものが多い
古いのが好きならミリタリーやヴィンテージを選べ
…というのが近年までの流れだったのですが。
日本や韓国ではガレージブランド
(個人や規模の小さな企業が手掛けるブランド)
の台頭目覚ましく、
新品なのに使い込んだ風合いを感じるものや、
徹底してデザインや素材にこだわったものが
たくさん出てきています。
その勢いに対抗するかのように、
大手ブランドもどんどんこだわった製品を出現させています。
ユーザーからすると
好みど真ん中のアイテムを見つけやすい状況ですので、
ぜひいろんなブランドを調べてみてほしいです。
初めはアウトドアショップの店頭に置いてあるような
メジャーなブランドから選んで買い揃えると思いますが、
いずれ物足りなくなってきたら
「ブランド」を探求してみるのも楽しいですよ。
Amazonや楽天では取り扱っていないことも多いので、
いろんな情報源を辿ってみましょう。
例えばこういったECサイトから探してみるのも面白いです。
他にはガレージブランド特集がある雑誌を見たり、
インスタで探してみるなどがおすすめ。
「小さなもの」にこだわると楽しい

ソロキャンプでは、
キャンプギアを極限までミニマム化する
という楽しみ方もあります。
例えば1台3役の焚火台を活用したり、
コッヘルなどをマトリョーシカのようにスタッキングしたり。
ザックひとつに全ての荷物がまとまる、
という人もたくさんいます。
「大は小を兼ねる」は実際その通りで、
大きなアイテムのほうが快適だったりするのですが、
あえてその逆を行くことで
不自由さ、縛りプレイを楽しむという方向性です。
ミニマム化とは言いますが
その内容はいろいろありまして、
- 総重量を抑え、とにかく軽くする
- アイテムの数を抑え、1台で他のアイテムの機能を兼用する
- 大きさを抑え、とにかくそれぞれのアイテムを小さくする
- 収納時の大きさを抑え、とにかくスタッキングする
などなど。
どれも挑戦してみると新しい発見があって楽しめます。
最初にやってみるなら、
収納時の大きさを抑えるという方法が良いと思います。
これは自宅保管時の収納サイズを抑えられる
というメリットにも繋がります。
小さなものは使い道が限定されていたり効率が悪かったりします。
ものによっては大きなデメリットがあるものも。
あまりにも不自由すぎると楽しむ余裕がなくなりますので、
”少しの工夫によってカバーできる範囲”
の中で楽しむのが良いかと思います。
「古いもの」にこだわると楽しい

古いものには、現代のものには無い魅力が詰まっています。
それはデザインであったり、素材であったり
アイテムが持つ歴史そのものだったりします。
錆びや汚れも、受け取り方によっては良い味わいになります。
これはもう好きなら楽しめる、という趣味の世界です。
なので万人におすすめはできませんが、
ひとつくらいは歴史を感じるアイテムを
持っておくのも楽しいんじゃないかな、と思います。
ヴィンテージ、アンティーク、レトロ、
古い物にはいろんな呼び方がありますが
コレクター魂を持つ人はぜひ楽しんで集めていただきたいです。
古き良き時代、というのは確かにあるのかも。
古いものはメンテナンスが必要なので、それを楽しめる人におすすめです。
「素材」にこだわると楽しい

キャンプギアはその素材にこだわるとどこまでも楽しめます。
例えばテントの幕の素材は
ナイロン、ポリエステル、コットン、ポリコットンなど。
それぞれ軽かったり防水性が高かったり、
遮光性が良いなど特長があります。
食器の素材でもアルミ、チタン、銅、
ポリプロピレン、メラミン、バンブー、ホーローなど様々。
素材を統一する楽しみ方も良いですし、
アイテムによって最適な素材を選択するというのも良いですね。
置いておくだけで見栄えがするものもあり、
実用性が高いものもあり、
使い勝手は悪いけどロマンを感じるものもあり、と
非常に幅広い楽しみ方があります。
キャンプギアを選ぶ際には、
その素材についても調べてみると楽しいでしょう。
最後に
キャンプの楽しみ方は千差万別、正解はありません。
やってみたいことをいろいろやってみるのが楽しい、
しかし安全や環境にも配慮しましょうね。
という結論でした。
ぜひあなただけの楽しみを発掘してみてくださいね!