安全

キャンプって安全なの?特に冬とかヤバいんじゃないのか?


いきなりですが、キャンプは危険です。
なんの前準備も無しにキャンプをしてはだめです。

「さいきんソロキャンプ流行ってるし、なんなら男のロマンってゆーし
おれもちょっとヒロシのまねでもしてみっかな」

とか思って適当な準備でキャンプに行くなら

万が一のことがあっても後の祭り

脅すつもりではないですが
キャンプに限らず自然の中で遊ぶには
相応の知識と準備と覚悟が必要なのです。

せめてここを読んでくれているあなたには
安全にキャンプを楽しんでほしいという願いを込めて
キャンプにはどれだけ危険があるのか解説します。

キャンプをする場所

日本では、キャンプをしていい場所が決まっています。
簡単に言えば、キャンプ場でしかキャンプはできません。

それ以外は野営です。

野営はこんたろ的にまったくおすすめできません。
(野営する人を非難するつもりはありませんが、
無責任におすすめするのは違うと考えています)

キャンプ場でキャンプをする前提で、
以降の話をします。

キャンプ場にもいろいろありますが、
安全に関して言うと、2種類に分けられます。

管理人が居るキャンプ場と、
居ないキャンプ場です。

管理人が居るキャンプ場

受付をしてお金を払ってキャンプをする、
一般的なキャンプ場です。

ここは管理人が、お客さん(キャンパー)の安全を守るために
周囲に柵をしたり、地元の猟友会と連携していたり、害虫駆除をしたり。

キャンプ場によって程度は異なりますが、
安全に配慮されています。
※とはいえ自然環境の中なので絶対に安全ではありません

できる限り、きちんと管理されているキャンプ場を探してみましょう。
管理人が居てもほぼ自然のままのキャンプ場もあります。
それが良い、という人も多数いますが
安全性は何よりも重要視するべき。
と、ぼくは思いますよ。

管理人が居ないキャンプ場

意外と、管理人さんが常駐していないキャンプ場というのは
あちこちに存在しています。
利用料金もかからないところが多いです。
(トイレとかに協力金募集の箱があったりしますが)

こういうところでは、何が起きても自己責任です。
サバイバルです。

全部が全部そうではありませんが、
手入れや見回りがあまりされず、
危険な獣が潜んでいるかもしれません。

人気の無料キャンプ場は人が多いので
意外と獣の危険は少ないのですが、

それでも何かあった場合は
全て自分でどうにかする覚悟と冷静さが必要です。

少しのお金で安全(というか安心かもしれない)が買えるなら、
それを選ぶべきじゃないかなあ、
とぼくは思うのですよ。

天候

天気の悪いときにキャンプをしたい人。

あまり居ないような気もしますが
「天気が悪い」とは具体的にどういうことか、
改めて考えてみるとわかりにくいポイントもあるかと思いますので

順に説明していきますね。

強風

キャンプに適した風速は0~3m/sほどじゃないかと思います。
無風がもちろん最高ですけど
少しくらいは吹いていても問題ないです。

天気予報で5m/sを超えているようなときは
タープがけっこうバタバタしますね。

たまに突風も吹きますので
瞬間的には想定以上の風速が出ることも。

一度7m/sでテントを張って泊まったことがありますが
怖くて寝れたものではなかったです・・・。

タープは張れませんでした。
ペグが引っ張られて抜けます。

強風のときはキャンプを中止・撤退するのもアリですよ。

また機会はあるでしょうから。

濡れます、冷えます、寒いです。

雨キャンプも趣があって良いですが、
晴れとは全然違うことに注意しないといけません。

レインウェアは必須です。
傘では活動の邪魔になりますからね。

テント(と必要に応じてタープ)さえ張れれば、
雨が降っていてもとりあえず大丈夫です。

あとは着替えを用意しておくこと。
肌着が乾いているだけでも、楽になります。

とにかく体温が低下すると危険ですので
どうしようもなくなる前に
共有スペースなどに避難して体を乾かし、
暖をとることをおすすめします。

また、暖かい汁物をとって
内側から暖めるのも効果があります。

眠るとき、濡れたままダウンシュラフに入るのは避けましょう。
ダウンは濡れると保温効果がものすごく下がります。
乾いて空気の層があるから暖かいのです。

いろいろ書きましたが、ご注意を。

晴れ

良い天気です。キャンプ日和ですね。
でも紫外線強そうですね。気温もグングン上がります。
天気が良いと、テント内は外より10℃以上高くなります

ま、冬ならいいんですけどね。

夏の快晴は要注意です。
ほんとに倒れるくらい暑くなりますので。
水とか塩飴とか全然効かないです。

30℃超えて快晴の日は
とりあえず風通しの良い日陰に避難して、

頭に水ぶっかけてください。

テントの中に居てはダメですよ、
意識もうろうです。

あと、サングラスかけた方がいいですよ。

目って、意外と紫外線に弱いので
将来目の病気になるリスクが高まりますから
肌だけでなく、目も紫外線対策をしましょう。

打って変わって雪です。
白銀の世界ですね。

雪中キャンプ。
ソロキャンの憧れスタイルであります。
日常をかけ離れすぎてて
テンション爆上げです。

ここで注意するのは、
気温の低さもありますが

窒息です。

あとで一酸化炭素中毒の話をしますが
同じことが雪中キャンプでも起こります。

テント内の空気は
ベンチレーターを通って循環(換気)するのですが
雪がベンチレーターを塞ぐことがあります。

音もなく降り続ける雪が、一番危険です。
サイレントキラーですね。

あと、寒いからってテント内で火を使った暖房を使用すると
これまた一酸化炭素中毒に。

詳しくはのちほど。

川(増水/流れが急)

川沿いでキャンプ、というのは良くありますね。
で、川が増水して流される
という事故もよくニュースで見ますね。残念なことに。

これはもう今更言うこともないです。

川は、やめとこうよ。

楽しいかもしれないけど、やめとこうよ。

どうしてもというなら、流れの弱いところで、足首まで。
そういうレベルにしておくのが良いかと。

テントは川岸から相当離してくださいね。
中州でタープ張りなんて、もっての外です。

火事

キャンプは火が主役。
でも取り扱いは細心の注意を払ってください。

火は思い通りになりません。

ぱちっとはじけた薪の火の粉が
テントを全焼させることもあるのです。

焚き火

大好きです。

突然の告白。

いや焚き火ですよ。いいですよね。
キャンプの中で1,2位を争うほど好きなことです。

キャンプに行ったら何がなんでも焚き火をする!
…といきたいところですが、
これは大きな危険を孕んだ楽しみなのです。

焚き火は大きな炎が立ち昇りますが
本当に注意すべきは炎ではなく、火の粉です。

火の粉って、その辺をひらひらして
すぐ消えるイメージですよね。
でも、風次第では数メートルも飛ぶこともあるそうです。

実際、テントから少し離れたところで焚き火をして
火の粉がテントに燃え移り
一気に全焼、灰になった事例があるそうです。

こんたろ

気分はローですけどね。

はい、そういったことで
火の粉には要注意なのであります。

隣接サイトにも飛びますので
他のキャンパーに迷惑をかけないためにも、
風のある日は焚き火はNGです。

覚えておきましょう。

風のある日は
焚き火はNGです。

燃え移り

焚き火に限らず、火を使う場合は
燃えやすいものを近づけてはいけません。

キャンプ中って、なぜか動きが鈍くなりやすいものでして。
ブランケットなど引っかけてしまい、
近くの火が燃え移って大惨事!ということも…・

これはもうほんとに注意するしかないので
あまり布をひらひらさせないように
気を付けましょうね。

焚き火やBBQ後の燃え尽きた灰や燃えカス。
これ、まだしばらくは熱いって知ってますか。

紙とか近づけたら簡単に燃えますよ。

見た目に炎が出ていないからといって
不用意に近づかないようにしましょうね。

灰を触るときは、金属スコップで。

使い終わった灰は灰捨て缶に移しましょう。

火消し壺があると
この辺の取り回しが便利ですよ。

一酸化炭素中毒

雪のところで出てきましたね。
二酸化炭素の酸素が1個足りなくなった気体、
「一酸化炭素」による中毒です。

これは酸素濃度の低い状況下で発生します。

一酸化炭素は無味無臭なので、
発生しても自分では気付くことができません。

症状は頭痛やめまいからの意識混濁、気絶、最悪死亡。

初期症状が弱く、気付いたときには動けなくなってて
自力では助からないことも。

原因は、酸素が減る行為をすること。
つまり対策は換気となります。

密閉空間

雪などによりテント内の空気の循環口が塞がれると
酸素が減って窒息状態になります。

テントの大きさによりますが、
ソロ用の小さなテントだと一晩持たない可能性も。

寝ている状態だと気付くことが出来ません。
必ず空気循環が途絶えないようにしてから寝ましょう。

雪中キャンプは対応するテントが必要

と、覚えておいてくださいね。

燃焼

テント内で火を使った暖房を使用すると、
酸素が急激に消費され、代わりに一酸化炭素(&二酸化炭素)が発生します。

酸素が減るほど一酸化炭素の発生量も増えるため、
増え始めると一気に濃度が上がります。

火器はテント内で使用してはいけません。

明確に「禁止」とされていますが、
自己責任で使用する人も多くいます。

ぼくもこれは危険と知りつつ、使用することもあります。
※ぼくの真似を推奨するものではありません!自己責任で、自身の判断で安全を確保してください。

ポイントは3つ。

  1. 必ず火器対応テントを使う
  2. 必ず充分に換気しながら使う
  3. 必ず一酸化炭素チェッカーを2つ以上使う

換気は大げさなほどにやらないと、効果がありません。

ぼくはDODのレンコンテントと
焚き火orストーブを使用しますが、
窓は半数以上は全開に、裾は全てまくり上げ、
出入り口は全開にします。

換気を弱くすると
すぐに一酸化炭素チェッカーが鳴り響くことになります。

特に焚き火をすると、
すごい勢いで一酸化炭素が出ます。

燃え尽きた後もすさまじい量が出るので
ほんとに要注意です。

寝るときは必ず消火して
灰は火消し壺に入れて外へ。

じゃないと死ぬっすよ、まじで。

寝るとき寒いのが嫌だったら
大人しく、電源付きサイトで電気ヒーター使ってください。

あとカイロや湯たんぽなど火を使わない暖房器具は重宝します。
寝具も冬用の暖かい物が必須と考えましょう。

いきもの

キャンプ場にはキャンパー以外に誰がいる?

たくさん居ますよね。
虫や獣たちです。

招かざる客…と言いたいところですが、
見方を変えて、自然の方からみれば
お邪魔しているのはヒトの方
とも考えられます。

うまくお互いを避け、
無用な争いを生まないようにしましょう。

主に蜂。
冬は見かけませんが、春~秋はよく飛んでいます。

蜂には近寄らないこと、
手で払わないこと。

蜂の対処法はグーグル先生に聞くといいです。
いろんなサイトで情報が載ってます。

アナフィラキシーショックが怖いので
刺されないようにすることが最優先です。

とにかく近寄らず、刺激しないように。

蜂以外の虫で怖いのは
アブ、ムカデ、クモ、アリ、蚊

あたりですかね。

対策としては
肌を露出させないこと、
虫よけを使うこと、
不用意に近づかないこと。

さらに万一のために
ポイズンリムーバーがあると
少し安心です。

熊はキャンプ場にはあまり出ないとされていましたが
最近は暖冬や餌不足などの環境変化によって
人里の方まで下りてくるようになりました。

キャンプ場の管理人さんからも、
熊が来るから食材は絶対に外に出したままにするな
と、念をおされています。

他には、
キツネ、タヌキ、イノシシ、サル、
シカ、アライグマ、ハクビシン、ヘビ
あたりかな。

食べるものがなければ居座ることもないそうですので、
もし近寄ってきてもテントに立てこもって、
静かに通り過ぎるのを待ちましょう。

たとえ怖くても、
声をあげたり、追い払おうとしたりなど
絶対に刺激してはいけません。

ヒト VS 獣

これは獣の圧勝です。
小さな獣でも、日々命がけで生きている獣は大変危険です。

勝てない勝負はしないこと。

刃物

キャンプでは刃物を使う場面はとても多いです。
料理の他に、ブッシュクラフト/薪割りで使用しますね。

包丁、斧、鉈、ナイフなどです。

斧、ナタ、ノコギリ

基本的には。
刃を振ることは避けます。

重いとか軽いとか
大きいとか小さいとか
そんなことは全然関係ありません。

刃を振る行為そのものが危険。

刃物自体が悪いのではなく
使い方の問題です。

フェザースティック作りは
刃の進行方向に手を出さない。
薪割りはバトニングという比較的安全な方法で行う。

怪我をしないように、させないように。

刃物を選ぶときは、
手に馴染むサイズの刃物が良いと思います。
小さすぎても大きすぎても、怪我の元です。

包丁、ナイフ

料理用の刃物。
普段包丁やナイフを使わない方は
キャンプでも使用しないほうが良いです。

もし使いたいなら、
まず家でしっかり練習すること。

こんたろ

なにごとも経験っすよ。

簡単な一品料理から作ってみるのがおすすめ。
ほうれん草のお浸しとか。

ハサミ、カッター

日常的に使用するハサミやカッター。

大けがをすることはなさそうですが
指先を切ったりして
地味に痛い思いをします。

怖いのは
傷口からの感染症です。

けがをしたら
すぐに水で洗って、
消毒して。

絆創膏や医療用テープで塞ぎましょう。

ヒトが一番怖いかもしれない・・・

って書こうとしたけど、
ぼくは幸いにして、
キャンプ場では危険な人と遭遇したことないです。

奇跡なのか、なんなのか。

あ、でも
夜中までうるさく喋ってる人には
ちょっぴりイラッとしたので

余計なトラブル起こしたくない人は
さっさと寝てしまいましょうね。

マナーを守るのがいちばんです。

あと、他のキャンパーとすれ違ったら
「こんにちはー」
のあいさつだけでもしておくといいですよ。

わざわざサイトまで押しかけてまで
あいさつする必要はありませんけどね。

まとめ

ということで。

キャンプは危険がいっぱいですね。
キャンプは何でも自分でやる、
面倒を楽しむ、
というもの。

安全配慮だって自分でやる。

「知らなかった」
では、取り返しのつかないこともありますよね?

しっかり準備して
時にはあきらめる勇気をもって、
安全にキャンプを楽しみましょう。

安全という土台のうえに、楽しみという家が建つ!
(うまいこと言ったつもりで全然意味わからない)

以上です。

ではまた。

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